2020/05/18

庭の蛾

 庭の蛾はキリがないのですが、家の中にもはいってくるので、ついつい写真を撮ってしまいます。5/16に網戸についていた1匹目はヤガ科と辺りをつけて、延々と、画像を検索していたのですが、ギブアップして、蛾の先達のSさんに助けを求めました。結果は、カギバガ科トガリバガ亜科のオオバトガリバ(大翅尖翅蛾)でした。このあと、探してみると、なんと蜘蛛の餌食となっていました。
 トガリバガの説明を見ると、翅の形や斑紋(はんもん)はヤガ科に似ており、日本では38種が知られているとありましたので、あながち、見当違いを探していたわけでもなかったのが、小さな救いですね。だいたい、ナガトガリバ以外は、翅が尖っていないとは!!と、亜科和名に八つ当たり。

 次は、今日5/18に家の中にいた蛾ですが、これは、シャクガ科と辺りをつけて、また、延々と画像検索。駄目かなと思った最後の頃、なんとか見つかりました。シャクガ科ナミシャク亜科のハラアカウスアオナミシャク(腹赤淡青波尺蠖)のようです。薄より淡が使われているのが多いようです。
 なにしろ、ナミシャク亜科は、亜科の順番の最後でしかも最後から20番目ほど。良く探したと自分を賞めたくなります。
  
 スケールをあてると、前翅長は11mmほどになるようです。

※その後、整理していると、なんと、やはり、家で、2016年5月11日に観察していました。こちらの方が、模様がはっきりしているようです。

蛾のLife listは、+1種で、通算310種


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