朝は、小雨。茨城県では自粛解除になったので、涸沼あたりにサナエトンボ(早苗蜻蛉)を探しに行きたかったのですが、残念。
気を取り直して、今日の庭の花は、マンテマとドクダミ(蕺草)。
マンテマも生態系被害防止外来種になっていました。道端にたくさん生えていますね。可愛い花なので、逸脱しないように管理できればいいのですが、無理かな。やっぱり、処分を考えましょう。
さて、マンテマという名前は、学名(Silene gallica var.quinquevulnera)にも見当たらず、不思議ですが、牧野博士の「牧野新日本植物圖鑑」北隆館によると、「海外から渡って来た当時の呼び名のマンテマンの略されたもので、このマンテマンは多分にAgrostemma(ムギセンノウ)という属名が転訛したものではないかと想像する。」となっていました。いまの属名とはちがっていたのでしょうね。それにしても、属名の方はどうでしょうね。
ドクダミの方は、蕺(=シュウ、しぶき)はドクダミの古語。現在は、蕺草で、ドクダミとしているようです。ドクダミの読みは、その異臭から毒が溜まったようだなど諸説があるようです。八重咲きが咲くのが楽しみです。
庭の花Year List +2種で、91種
虫は、葉のうえでじっとしていたエゾホソガガンボ♀です。
ホソガガンボ属(Nephrotoma属)は、日本で35種ほど記録されているらしいのですが、北隆館「原色昆虫大圖鑑」Ⅲでは5種しか載っておらず、専門家でも、写真での同定は難しいそうです(まあ、そうですよね)。
このガガンボについては、2011年6月に♂も見つけていて、その生殖器で同定をしていました。ネット上でも、キイロホソガガンボとしていたり、sp.としていたり色々ですが、当時の自分を信じましょう。
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