2020/05/28

5/28 庭で 虫たち

 今日、残念だったのは、ブドウスカシクロバ(葡萄透黒翅)。青くメタリック胴体、透き通った黒い翅でとても綺麗だったのですが、手に持っていたのは、マクロ用のカメラ。焦って近づきすぎて飛ばれてしまいました。

 このほか、ライファーだったのは、ヒメカンショコガネ(姫甘藷金亀子)、トホシオサゾウムシ(十星長象鼻虫)、ナミホシヒラタアブ(並星扁虻)。虻の方は、同定ができなかっただけだと思います。
  

 ナミホシヒラタアブは、♀、♂。同定のポイントは、複眼に毛がないこと、顔に短い黒条があること、♂は後脛節がほぼ黄色または真ん中に黒色の環があること、♀は後腿節基部から4/5位の範囲で黒色であること、顔面の毛の色が黄色であること、胸部背面の光沢が強いこと、さらに翅の第2基室に微毛がないこと(これは、写真では判定できませんでした)、ということで、ナミホシヒラタアブということになりました。あー大変!
※木野田公君著「札幌の昆虫」北海道大学出版会P194を参考
(写真は、左が♀、右が♂)
  

 このほか、Year Listは、ヤブキリ(藪螽蟖)♀・幼虫、ヒメギス(姫螽蟖)♂・幼虫、オジロアシナガゾウムシ(尾白脚長象鼻虫)、ミスジミバエ(三条実蝿)、マガリケムシヒキ(曲毛食虫虻)・交尾、カニグモの類(カラカニグモ、オオヤミイロカニグモあたり)と、盛り沢山。
      

補:捕虫網で、捕まえて確認した、クロアゲハ、ルリシジミ、コシアキトンボを忘れていました。



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