今日は、冬に備えて、まわりをジョウビタキ♂がチョロチョロする中で、鳥の餌台を設置しました。
完成して、一休みしていると、猛禽類がカラスと悶着をおこしていました。よく見ると、チョウゲンボウでした。慌てて、カメラと望遠鏡を抱えて、後を追うと、近所のアンテナや電信柱に止まっています。あたりでは、カワラヒワが逃げ惑っていました。
一昨日のことを思い出して、なるべくそばによってシャッターを切りました。いくらかましな写真にはなったと思いますが、飛翔の写真はとても無理でした。
今日は、冬に備えて、まわりをジョウビタキ♂がチョロチョロする中で、鳥の餌台を設置しました。
完成して、一休みしていると、猛禽類がカラスと悶着をおこしていました。よく見ると、チョウゲンボウでした。慌てて、カメラと望遠鏡を抱えて、後を追うと、近所のアンテナや電信柱に止まっています。あたりでは、カワラヒワが逃げ惑っていました。
一昨日のことを思い出して、なるべくそばによってシャッターを切りました。いくらかましな写真にはなったと思いますが、飛翔の写真はとても無理でした。
庭はすっかり秋めいています。葉陰から顔を覗かせるサネカズラ(実葛・マツブサ科)の赤い実やキクタニギク(菊渓菊・キク科)の黄色が目立ちます。
さて、21.10.20の記事に書いたキノコのその後ですが、タマゴもようなものが割れました。でも、まだ何になるのか不明です。この種のキノコは恐ろしい形のものがあるので、ドキドキです。
庭の手入れをしていたGmaがビックリ。アケビの木からいきなりボタッと落ちてきて動かない変なものがいたからですが、しばらくしても動かないので、おそるおそるつまみあげて、私のところまでもってきました。私の方も蛾の幼虫だとは思うものの、その巨大さ(7~8cm)と妙に愛嬌のある格好には、やはり驚かされました。(手の平に載せて見ると、冷たくて、ズッシリした感じでした。)
急いで、図鑑を調べるもののなかなかぴったりするものはありませんでしたが、目玉模様が決め手となって、アケビコノハ(通草木葉蛾・ヤガ科)の幼虫と判明。体色には変異があるようです。
アケビの木に戻しても、1時間たっても動きません。さては木から落ちて脳震盪でも起こしたのか、心配してつついたら、腹脚の一部で木にしがみついていたので、安心をしました。
しばらくして、見に行ったら、体を伸ばして、アケビ(五葉木通、通草)の葉のうち3枚までを食べていました。あわてて、写真機を取りにいって、写そうと思ったら、少しだけ、頭が覗けたのですが、また、縮んでしまいました。(図鑑の説明でも、”ほとんど常に第1~第3腹節を背方に湾曲して頭部を下方に下げ、尾端を高く持ち上げている・・・”そうですが、うまく記述するものだなと、感心してしまいました。)
近くを探したら、アケビの実(三つ葉アケビの方です)が、三つ見つかったので、おいしくいただく予定。さらに、ハマギクに、蛹がありましたが、こんなに大きいのにちっとも気がつきませんでした。そういえば、こちらに引っ越してきて、30年ほどたつのに、初めて見たのですから、不思議なものです。
参考
原色日本蛾類幼虫図鑑(上)P138 保育社(昭和40年初版)
地球昆虫図鑑
10月27日は、松田先生の自然観察会(火曜日の会)に参加。詳細は、こちら。その帰り道に、猛禽類を見つけたので、手持ちのカメラで撮影し、帰ってから調べたら、チョウゲンボウ(たぶん♀)だった。
その際に参考としたウェブページ(likebirdsさんの 「夫婦でバードウォッチング」 )の写真があまりに凄かったので、躊躇していましたが、今日も、我が家に、ビンズイ、ジョウビタキなどが訪問してくれたので、それと合わせて、アップしておきます。
そのうち、少しはまともな写真が撮りたいものです。そういえば、RBWCのNさんが、「いかに鳥に寄れるかですよ」と教えてくれたことを思い出しました。
田んぼのハクセキレイを追いかけていたが、捕まえられなくて、電線に止まったところ。チョウゲンボウは、”直線的に飛行しては休む”そうですが、まさにそのような飛び方でした。
左側の写真は、目のうしろに白い紋があったので、ビンズイとしました。右側は、近所の家のアンテナにとまったジョウビタキ♂。
四火会に参加しました。新たに、取手のKさんを迎え、9名の参加でした。
台風一過の晴天で、ウォーキングには絶好の日和でしたので、公園をゆっくりと1周してきました。
キノコは色々ありましたが、シロソウメンタケではないかと写したキノコは、帰って調べたところ、やや分岐が見られることからシロヒメホウキタケではないかと思われます。
(左は1年ほど前に筑波植物園で撮影したシロソウメンタケの写真、右が今日撮った写真、です。)
歩きながら、色々お話をしていましたが、ウグイスカグラの徒長枝に包葉が丸くついているのを見て、ウグイスがそこを舞台に神楽を踊るのではないかと昔の人が考えて、ウグイスカグラと命名したとの説があるという話しはなかなか面白かったです。
なお、一般的には、鶯がこの花や実をついばむ姿が神楽を踊っているように見えるためとの説のようです。
キノコでもないかと高崎自然の森にでかけましたが、高崎自然の森は、間伐や下草刈りなど手入れが進み、だいぶ変わってきており、落ち着くまでに少し時間がかかるようでした。
さっぱりした林の中で、ハダカホオズキ(裸酸漿・ナス科)の赤さが目立ちました。
念願のトンボ池が完成。とはいっても、1m四方の水溜りなのですが、そして、イメージとは違い工事現場みたいになってしまいましたが、それでも、完成です。
ブルーシートを2重にして、その上に土をもって、きれいに整地をしてと考えていたのですが、土を盛ると、水が吸い出されてしまうようなので、やむを得ず、シートはそのままにしたので、ちょっと、カッコが悪いのです。
ホシクサやキクモなどを植えて、メダカを四匹放して、後は、トンボがきてくれるかな・・・とみていたら、ノシメトンボがしばらく旋回したと思ったら、シートに激突。やはり一寸小さいのかな?
しばらく様子を見ることにして、庭の撮影会。
今年も、セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字・シソ科)が咲いてくれました。
庭の隅の方では、正体不明のキノコの類(スッポンタケ?)がいたので、しばらく観察の予定です。
龍ヶ崎バードウォッチングクラブ(RBWC)の定例観察会に参加して、取手市小文間(おもんま)の小貝川沿いで野鳥観察
開始前に、日本野鳥の会茨城支部の写真展に15名も入選し、最優秀もNさんだったとの報告がありました。展示会は11/1から⇒霞ケ浦環境科学センター
さて、探鳥会のほうは、猛禽類では、ノスリ、トビ、オオタカ、そして、初見となったツツドリ、キビタキ♀(もしかして若鳥)などが見られ、満足!
写真はぱっとしませんが、ノスリ(鵟・ワシタカ科)は羽の模様で、オオタカ(大鷹・ワシタカ科)はややオデブさんなので判別できるようです。
探鳥会の合間に、草むらで、ホシヒメホウジャク(星姫蜂雀蛾・スズメガ科)の幼虫を見つけましたが、紫型と橙型の中間型のようでした(似たような色合いのものは、ウェブ上では見つかりませんでした)。
新聞の記事で、コキアの紅葉が見事だというので、ひたち海浜公園へいってきました。
平日だというのに、沢山の人がでていましたが、コスモスも満開でそれは綺麗でした。
コキア(Kochia scoparia )の和名は、ホウキギ(箒木・アカザ科=YListによる) で、モコモコとした姿は愛嬌がありました。また、コスモスも圧巻でした。
例によって、何か変わったものはないかキョロキョロしていたら、真っ赤なノシメトンボ?
帰って調べてみたら、コノシメトンボでした。コノシメトンボは初見なので、やった!!
※ コノシメトンボとノシメトンボの区別は、今の時期ならば、顔や胸まで赤いのがコノシメトンボということになりますが、決め手は、胸の模様のようです。
陸平貝塚には、ブクブク水など谷戸になっているところがあるので、変わった水生植物でもないか探検隊にいきました。残念ながら、珍しいものは見つけられませんでしたが、ギョッとするような毛虫がいました。(下の方に写真を貼り付けておきますので、怖いも知らずの人はスクロールしてみてください。)
1番目のブクブク水のある里山ゾーンでは、アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み・タデ科)が群生していました。
※ 葉が茎を抱いていないようにも見えますが、葉柄がなく、花柄にトゲがあるのでアキノウナギツカミとしました。
丘を越えて、2番目のブクブク水のある縄文の森の南側の谷戸では、メナモミ(雌生揉・キク科)が目立っていました。(その後、帰り道ではコメナモミ(小雌生揉・キク科)が見られました。)
※ 左がメナモミ、右がコメナモミ メナモミは茎や顎に毛がふさふさしています。
※ 問題の毛虫は、フクラスズメの幼虫(脹雀・ヤガ科)でした。集団で付近のヤブマオやカラムシなどを食い尽くしていました。色が毒々しく、脅かすと緑のベトベトのものを吐いたり、頭を振ったりします。
なお、成虫は、茶色ぽいガで、冬の寒さで雀が脹れている様と似ていることから名前がつけられたそうです。(参照;Wikipedia)
※ 陸平(おかだいら)貝塚の薀蓄 茨城県稲敷郡美浦村にある陸平貝塚は、明治12年に、日本人(大森貝塚の発掘にも参加した佐々木忠二郎、飯島魁)によるはじめての発掘がおこなわれた日本屈指の縄文遺跡。(参照:茨城県の歴史P15 山川出版) なお、平成10年に国史跡に指定されている。
今日は昨日の続きで庭の手入れ。だいぶ綺麗になったところで、また、写真撮影。
まず、蜘蛛を捜索。昨日見たネコハエトリ、ササグモのほかに、ナガコガネグモ、コクサグモ、マミジロハエトリ(眉白蝿取蜘蛛・ハエトリグモ科)、ゴミグモ(塵蜘蛛・コガネグモ科)、オニグモ、ジョロウグモを見つけた。
当初アップの際に、ネコハエトリを載せてしまいました。10/12訂正
そのほか、ちょっと愛嬌のあるベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣・ハゴロモ科)と初見であったミドリグンバイウンカ(緑軍配浮塵子・グンバイウンカ科)などがみられた。ミドリグンバイウンカはとても綺麗であったが、残念ながら、ピンボケだった。
今日は庭の草取り。ルリタテハの幼虫にかじられながらもホトトギスが咲いている。それにしても虫が多い。目の前を横切った白い星の模様のある亀虫は?蜘蛛は?疑問だらけになって先になかなか進まない。
途中から、写真撮影に変更。後で調べたら、ツヤマルシラホシカメムシ(ムラサキシラホシカメムシともいうらしい)、ハナグモ♀、そしてネコハエトリとササグモは幼体らしい。
ツヤマルシラホシカメムシ(艶丸白星亀虫 カメムシ科)
参考 カメムシも面白い!!
ホトトギス (杜鵑 ユリ科) ナミテントウ(並天道 テントウムシ科)
ハナグモ♀(花蜘蛛 カニグモ科) ウラナミシジミ(裏波小灰 シジミチョウ科)
ウラナミシジミはとても綺麗な個体だった。
つくば市の高崎自然の森に行ってきました。ここは、公園ではなく、都市近郊の林地の保全を兼ねて開放されているところです。農業課が所管しており、当然、つくば市の公園一覧にものっていません。なにやら、つくば市らしいですね。
植物類はあまり変わったものはありませんでしたが、アキアカネなど昆虫類は台風一過の好天のもと、かなりでていました。
写真は、アミガサハゴロモ(網笠羽衣・ハゴロモ科)、ルリタテハ(瑠璃立羽・タテハチョウ科)、キタテハ(黄立羽・タテハチョウ科)です。
※ よくみると、アミガサハゴロモがクズの葉をかじっているように見えます。
※ キタテハとシータテハは似ているのですが、羽がギザギザしていること、後翅の黒点に中に青色の模様があることから、キタテハとしました。
雨の中、ミズネコノオ(水猫の尾)を見にいってきました。
ミズネコノオはシソ科ミズトラノオ属の植物で、環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧(NT)、茨城県のレッドデータでは危急種になっている水田や湿地の植物です。
稲を刈った後の水田に、ひっそり咲いていました。詳しい方に教えていただけなければ気がつかないほどでした。わかってからは、ここにも、あそこにもと見つけることが出来ました。
このほか、キカシグサ、アメリカキカシグサ、ミズマツバなどもあるようなので、また、天気の良い日に再度探検隊に行きたいと思います。
※ ミズネコノオはもちろん初見。ミズトラノオよりやや地味なのかな?
絶滅危惧植物展をやっているというので、久しぶりに筑波実験植物園にいってきました。植物園もだいぶ変わっており、頑張っているなと感じました。
研修展示館では、沖縄や奄美などの絶滅が危惧される植物などが展示されており、日本の植物約7000種のうち約1/4の1700種が絶滅危惧植物となっていることなどが説明されていました。
中央広場の池では、今回復活させようとしているコシガヤホシクサ(越谷星草・ホシクサ科)や、ミズアオイ、そして、このところ追いかけていたミズトラノオ(水虎の尾・シソ科)を見ることが出来ました。
※ コシガヤホシクサは花が終わりかけ。ミズトラノオはこれから。
まず、標語にもなっていた「知ることが、守ることの第一歩」を実践したいものです。
一土会は豊里ゆかりの森でした。
土浦のAさんが新たに入会されて、総勢で9名。途中から大雨で残念でした。
それでも、秋の畦の植物を中心に草本類で57種、木本類で9種、シダ類で8種などがみられました。
草本類では、キク科、タデ科、イネ科、カヤツリグサ科が多かったのですが、その中で、アメリカとつくものだけでも、アメリカセンダングサ、アメリカタカサブロウ、マルバアメリカアサガオ、アメリカイヌホオズキ、このほかに、ゴウシュウアリタソウ、セイヨウタンポポ、ヨウシュヤマゴボウなどもありました。
昆虫類では、カメムシの仲間が目立ちました。アカスジキンカメムシの幼虫(赤型)、アオクサカメムシ(?)、アオバハゴロモやツマグロヨコバイもカメムシの仲間なのですね。
写真は、オオアオイトトンボ(胸部の金属緑色の部分が第2側縫線に広く接しているので)
水辺や湿地の植物にちょっとこだわって、今日は、ミズトラノオ(水虎の尾)を探して、朝から探検隊[E:dash]
ミズトラノオは環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧II類(VU)として 絶滅の危険が増大している種に指定されており、茨城県のレッドデータブックでも危急種にされているシソ科の植物です(勉強をしました)が、すでに絶滅したとされている県もあるなかで、茨城県ではまだ自生している箇所もあるようです。
多少の情報も得られたので、良さそうな、休耕田や用水路などを見て回りましたが、残念ながら、見つかりませんでした。
でも、その代わりというわけではありませんが、なかなか良い水溜りが見つかりました。
その深さから考えると、ハス田であったのかなと思いますが、すでに使われておらず、自然に水がたまっているようなところでした。そこでは、ギンヤンマ、ショウジョウトンボ、コフキトンボなどが飛び回っており、水の中では、コシマゲンゴロウが泳ぎ回っており、ちょっと感動。
植物では、茨城県のレッドデータブックでは希少種とされているミズワラビ(水蕨・ホウライシダ科※)が群生しており、季節折々に見に行きたいと思います。
※ 茨城県レッドデータブックでは、ミズワラビ科