2009/10/02

なかなか良い水溜り

 水辺や湿地の植物にちょっとこだわって、今日は、ミズトラノオ(水虎の尾)を探して、朝から探検隊[E:dash]
 ミズトラノオは環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧II類(VU)として 絶滅の危険が増大している種に指定されており、茨城県のレッドデータブックでも危急種にされているシソ科の植物です(勉強をしました)が、すでに絶滅したとされている県もあるなかで、茨城県ではまだ自生している箇所もあるようです。
 多少の情報も得られたので、良さそうな、休耕田や用水路などを見て回りましたが、残念ながら、見つかりませんでした。
 でも、その代わりというわけではありませんが、なかなか良い水溜りが見つかりました。



コシマゲンゴロウ



 その深さから考えると、ハス田であったのかなと思いますが、すでに使われておらず、自然に水がたまっているようなところでした。そこでは、ギンヤンマ、ショウジョウトンボ、コフキトンボなどが飛び回っており、水の中では、コシマゲンゴロウが泳ぎ回っており、ちょっと感動。



 植物では、茨城県のレッドデータブックでは希少種とされているミズワラビ(水蕨・ホウライシダ科※)が群生しており、季節折々に見に行きたいと思います。
 ※ 茨城県レッドデータブックでは、ミズワラビ科



ミズワラビ



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