9/16 3日目日中 畳平

　天気を心配しながら、乗鞍山頂畳平へ。なんということでしょう（どこかのテレビ番組のナレーションのようですが）、ハイマツ帯（2,500m）を越えたあたりから、急にガスって、あたりは真っ白になってくれました。普段は、残念と思うのですが、これは、期待ができると喜んでしまいました。
　ライチョウを探すために、少しは登らなければなりません。岩が出ている登山道をゆっくりと、遅れ気味に登っていると、ガイドのIさんが、戻ってきて、手を振って呼んでいます。7～8羽の群れで出たそうです。ハイマツの根元でまったりと、休んでいました。やはり、ガスが晴れてくると、立ち上がって、ハイマツの中に消えていきました。休んでいたのは、♂1、♀2、ハイマツの後から、目の上がはっきり赤い♂もでてきてくれました。

　　　　　　

　この後、ガスが引いて、晴れてくれたのには、あまりの運の良さにびっくり。雲海が広がり、恵比寿岳の肩越しに白山の山々がかすかに見えました。

　　

　ホシガラスも、目の前に出てきてくれました。

　　　　

　この後、ハイマツ林のところで、ホシガラスのほか、カヤクグリにも会うことができました。ホシガラスは、平らなところにハイマツの実を持っていて、食べるのだそうです。
　カヤクグリは、ハイマツの実というより、ハイマツの芽を食べているように見えました。

　　　　　　

【観察した野鳥】　ライチョウ、キジバト、ミサゴ、ハチクマ、トビ、ツミ、サシバ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、チョウゲンボウ、モズ、カケス、ホシガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ゴジュウカラ、カワガラス、ジョウビタキ、ノビタキ、エゾビタキ、オオルリ、カヤクグリ、キセキレイ、イカル、ホオジロ　34種
　ハリオアマツバメなどは、確認できませんでした。

Life List　+1種（ライチョウ）で、341種
Year List　＋7種（上記ほか、ハチクマ、ツミ、アオゲラ、ホシガラス、エゾビタキ、イカル）で、225種