2019/06/04

6/2-6/4 沖縄まとめ

 2泊3日の沖縄探鳥ツアーでしたが、すでに紹介したリュウキュウヒクイナのほかにも、リュウキュウやオキナワと名のつく生きものがたくさんいました。
 ほとんどは、亜種名ですが、リュウキュウツバメは種名ですね。あとは亜種で、オキナワシジュウカラ、リュウキュウハシブトガラス、リュウキュウコゲラ、リュウキュウヒヨドリ、リュウキュウキジバト
 鳥以外にも、亜種リュウキュウイノシシ(成獣とうり坊)、亜種オキナワキノボリトカゲもいました。
         
 それだけ、独自の生物相を持っているということなのでしょう。

 さて、一方で、生態系に被害をもたらすような外来種も多く見られました。ノネコやノイヌのほか、有名なのは、マングース(フイリマングース)ですが、島の中央部や南部で多く見られました。
  

 鳥の外来種は、かご脱けとされているシマキンパラ、そして八重山諸島以外では外来種とされているシロガシラ(沖縄本島にいるのは、八重山亜種ではなく、持ち込まれた台湾の亜種の系統のようです)。いずれも、珍しいと一杯写真を撮ってしまいました。
    

 花では、島中で見られる、オオバナノセンダングサやモミジヒルガオなど。
  
 狭い島の中で、独自の貴重な生態系を維持することの難しさを考えさせられるツアーでもありました。
 沖縄県の外来種対策については、「沖縄県対策外来種リスト」参照。




【観察した野鳥】 キジバト(亜種リュウキュウキジバト)、ズアカアオバト、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、ヤンバルクイナ、シロハラクイナ、ヒクイナ(亜種リュウキュウヒクイナ)、バン、コチドリ、セイタカシギ、アオアシシギ、タカブシギ、コアジサシ、エリグロアジサシ、ミサゴ、アカショウビン(亜種リュウキュウアカショウビン)、カワセミ、ノグチゲラ、サンショウクイ(亜種リュウキュウサンショウクイ)、サンコウチョウ(亜種リュウキュウサンコウチョウ)、ハシブトガラス(亜種リュウキュウハシブトガラス)、シジュウカラ(亜種オキナワシジュウカラ)、リュウキュウツバメ、ヒヨドリ(亜種リュウキュウヒヨドリ)、ウグイス(亜種リュウキュウウグイス)、メジロ(亜種リュウキュウメジロ)、セッカ、アカヒゲ(亜種ホントウアカヒゲ)、イソヒヨドリ、スズメ 34種+シマキンパラ、シロガシラ)

Life List +3種(ヤンバルクイナ、エリグロアジサシ、ノグチゲラ)で、325種
Year List +10種(上記4種のほか、シロハラクイナ、ヒクイナ、アカショウビン、サンショウクイ、サンコウチョウ、リュウキュウツバメ)で、194種

【チョウ】 アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、シロオビアゲハ、ツマグロヒョウモン、イシガケチョウ、アオタテハモドキ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウsp.、リュウキュウヒメジャノメ、アマミウラナミシジミ、オジロシジミ

【トンボ】コシボソトンボ、タイリクショウジョウトンボ、オキナワチョウトンボ、ベニトンボ

【その他】イノシシ(亜種リュウキュウイノシシ)、キノボリトカゲ(亜種オキナワキノボリトカゲ)、ホオグロヤモリ、オキナワヒメハルゼミ、(外来種)マングース

【植物】ノボタン、ハイビスカス、ブーゲンビリア、サンダンカ、アラマンダ、デイゴ、ゲットウ、ヒカゲヘゴ、コンロンカ、オヒルギ、イジュ、リュウキュウシロバナアザミ、ヤブミョウガ、ノアサガオ、(外来種)オオバナノセンダングサ、モミジヒルガモ、テッポウユリ?(シンテッポウユリ)、ハナシュクシャ、ギンネム



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