2009/10/12

我が家(21.10.11)

 今日は昨日の続きで庭の手入れ。だいぶ綺麗になったところで、また、写真撮影。



 まず、蜘蛛を捜索。昨日見たネコハエトリ、ササグモのほかに、ナガコガネグモ、コクサグモ、マミジロハエトリ(眉白蝿取蜘蛛・ハエトリグモ科)、ゴミグモ(塵蜘蛛・コガネグモ科)、オニグモ、ジョロウグモを見つけた。



当初アップの際に、ネコハエトリを載せてしまいました。10/12訂正



マミジロハエトリ  ゴミグモ



 そのほか、ちょっと愛嬌のあるベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣・ハゴロモ科)と初見であったミドリグンバイウンカ(緑軍配浮塵子・グンバイウンカ科)などがみられた。ミドリグンバイウンカはとても綺麗であったが、残念ながら、ピンボケだった。



ベッコウハゴロモ ミドリグンバイウンカ





2009/10/11

我が家(21.10.10)

 今日は庭の草取り。ルリタテハの幼虫にかじられながらもホトトギスが咲いている。それにしても虫が多い。目の前を横切った白い星の模様のある亀虫は?蜘蛛は?疑問だらけになって先になかなか進まない。



 途中から、写真撮影に変更。後で調べたら、ツヤマルシラホシカメムシ(ムラサキシラホシカメムシともいうらしい)、ハナグモ♀、そしてネコハエトリとササグモは幼体らしい。



ツヤマルシラホシカメムシ



ツヤマルシラホシカメムシ(艶丸白星亀虫 カメムシ科)
 
参考 カメムシも面白い!!







ホトトギス



ナミテントウ



ホトトギス (杜鵑 ユリ科)                  ナミテントウ(並天道 テントウムシ科)



ハナグモ♀ ウラナミシジミ



ハナグモ♀(花蜘蛛 カニグモ科)             ウラナミシジミ(裏波小灰 シジミチョウ科)















ウラナミシジミはとても綺麗な個体だった。



2009/10/10

近所の森に

 つくば市の高崎自然の森に行ってきました。ここは、公園ではなく、都市近郊の林地の保全を兼ねて開放されているところです。農業課が所管しており、当然、つくば市の公園一覧にものっていません。なにやら、つくば市らしいですね。



 植物類はあまり変わったものはありませんでしたが、アキアカネなど昆虫類は台風一過の好天のもと、かなりでていました。



 写真は、アミガサハゴロモ(網笠羽衣・ハゴロモ科)、ルリタテハ(瑠璃立羽・タテハチョウ科)、キタテハ(黄立羽・タテハチョウ科)です。



アミガサハゴロモ ルリタテハ



※ よくみると、アミガサハゴロモがクズの葉をかじっているように見えます。



キタテハ



※ キタテハとシータテハは似ているのですが、羽がギザギザしていること、後翅の黒点に中に青色の模様があることから、キタテハとしました。



2009/10/08

ひっそりとミズネコノオ

 雨の中、ミズネコノオ(水猫の尾)を見にいってきました。



 ミズネコノオはシソ科ミズトラノオ属の植物で、環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧(NT)、茨城県のレッドデータでは危急種になっている水田や湿地の植物です。



 稲を刈った後の水田に、ひっそり咲いていました。詳しい方に教えていただけなければ気がつかないほどでした。わかってからは、ここにも、あそこにもと見つけることが出来ました。



ミズネコノオ                      



 このほか、キカシグサ、アメリカキカシグサ、ミズマツバなどもあるようなので、また、天気の良い日に再度探検隊に行きたいと思います。



※ ミズネコノオはもちろん初見。ミズトラノオよりやや地味なのかな?



2009/10/05

コシガヤホシクサ、ミズトラノオを見ました。

 絶滅危惧植物展をやっているというので、久しぶりに筑波実験植物園にいってきました。植物園もだいぶ変わっており、頑張っているなと感じました。



 研修展示館では、沖縄や奄美などの絶滅が危惧される植物などが展示されており、日本の植物約7000種のうち約1/4の1700種が絶滅危惧植物となっていることなどが説明されていました。



ミズトラノオ





 中央広場の池では、今回復活させようとしているコシガヤホシクサ(越谷星草・ホシクサ科)やミズアオイ、そして、このところ追いかけていたミズトラノオ(水虎の尾・シソ科)を見ることが出来ました。



※ コシガヤホシクサは花が終わりかけ。ミズトラノオはこれから



コシガヤホシクサ
 まず、標語にもなっていた「知ることが、守ることの第一歩」を実践したいものです。



2009/10/04

豊里ゆかりの森 21.10.3(土)

一土会は豊里ゆかりの森でした。
 土浦のAさんが新たに入会されて、総勢で9名。途中から大雨で残念でした。
 それでも、秋の畦の植物を中心に草本類で57種、木本類で9種、シダ類で8種などがみられました。
 草本類では、キク科、タデ科、イネ科、カヤツリグサ科が多かったのですが、その中で、アメリカとつくものだけでも、アメリカセンダングサ、アメリカタカサブロウ、マルバアメリカアサガオ、アメリカイヌホオズキ、このほかに、ゴウシュウアリタソウ、セイヨウタンポポ、ヨウシュヤマゴボウなどもありました。
 昆虫類では、カメムシの仲間が目立ちました。アカスジキンカメムシの幼虫(赤型)、アオクサカメムシ(?)、アオバハゴロモやツマグロヨコバイもカメムシの仲間なのですね。

 写真は、オオアオイトトンボ(胸部の金属緑色の部分が第2側縫線に広く接しているので)



2009_10_03_003_edited11




2009/10/02

なかなか良い水溜り

 水辺や湿地の植物にちょっとこだわって、今日は、ミズトラノオ(水虎の尾)を探して、朝から探検隊[E:dash]
 ミズトラノオは環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧II類(VU)として 絶滅の危険が増大している種に指定されており、茨城県のレッドデータブックでも危急種にされているシソ科の植物です(勉強をしました)が、すでに絶滅したとされている県もあるなかで、茨城県ではまだ自生している箇所もあるようです。
 多少の情報も得られたので、良さそうな、休耕田や用水路などを見て回りましたが、残念ながら、見つかりませんでした。
 でも、その代わりというわけではありませんが、なかなか良い水溜りが見つかりました。



コシマゲンゴロウ



 その深さから考えると、ハス田であったのかなと思いますが、すでに使われておらず、自然に水がたまっているようなところでした。そこでは、ギンヤンマ、ショウジョウトンボ、コフキトンボなどが飛び回っており、水の中では、コシマゲンゴロウが泳ぎ回っており、ちょっと感動。



 植物では、茨城県のレッドデータブックでは希少種とされているミズワラビ(水蕨・ホウライシダ科※)が群生しており、季節折々に見に行きたいと思います。
 ※ 茨城県レッドデータブックでは、ミズワラビ科



ミズワラビ