2021/04/21

4/21 近場を一回り

  ほとんど誰も来ない近所の小さな公園、マツバウンラン(松葉海蘭)が一面に。帰化植物ですが、可愛い花をつけます。


 ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)は、従来、花柱の曲がり方が識別点(キツネノボタンとの)とされていましたが、どうも、近年、不適当とされているようです。折角、集合果(一つの花の複数の雌しべが結実したもの)のそれぞれの雌しべの花柱の曲がり方の写真を撮ったのですが、葉の形状、痩果の稜などが同定ポイントのようです。葉の裂片が狭く、重なり合わないようなので、ケキツネノボタンでいいかな?
  

 この小さな公園には、流れや池、湿地があるので、蛙や小魚などもいます。蛙はトウキョウダルマガエル、ニホンアマガエル。
  

 当時近畿大学大学院の朝井氏らの2012年に発表した論文によると、主に青森から京都の日本海側に生息する北日本集団であるキタノメダカと、主に南日本に生息する従来のメダカ(ミナミメダカ)に分類されるそうです。なお、ヒメダカ、クロメダカなどといっていたのは、ミナミメダカの養殖品種名だそうです。

 https://tansuigyo.net/a/link7-14.html


 ここでは、アオジ、ビンズイ、シジュウカラなどがひっそりと居ました。
   

 ムナグロの調査もかねて、牛久市内まで、一回り。先週の土曜日は、前日の雨のせいもあり、湿っていた田んぼも乾いてきていましたが、それでも何箇所かの田んぼでは水を張り終わって、コチドリをみることができました。
  

 田んぼ周りの水路では、ホソミオツネントンボが、♀の取り合い、そしておつながり。
  


【野鳥】カルガモ、コガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、コチドリ、トビ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ホオジロ、アオジ 25種+コジュケイ、コブハクチョウ
【野草】ケキツネノボタン、マツバウンラン、サギゴケ、ハルジオン、オオジシバリ 5種
【昆虫】ホソミオツネントンボ、オオイシアブ、【魚類】ミナミメダカ、【両生類】トウキョウダルマガエル、ニホンアマガエル 5種



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