2018/06/29

天売島

 さて、最終日は、朝一番、漁船でウミガラスの繁殖地へ行く予定。薄日もさして、波も穏やか、心配していた霧も大丈夫でした。
  
焼尻島を左手に見て、右手に天売島。
  

 さて、鳥たちは、昨日も見たウトウやケイマフリがたくさん出ていました。
  

 お目当てのウミガラスですが、断崖の中段にデゴイが一緒です。一番右端が本物のようです。

    

 朝一番で、予定していたウミガラスも見られて、あとは、島を歩いて見ます。
   
 何かの幼虫を運んでいるアリスイ、高らかにさえずるノゴマ。「ジョピンカケタカ」と大きな声でなくエゾセンニュウはどうしても見つからないので、模型を撮ってきました。


【天売島関連で観察した野鳥】ヒメウ、ウミウ、アオサギ、アマツバメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウミガラス、ケイマフリ、ウトウ、トビ、アリスイ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ウグイス、エゾセンニュウ、コムクドリ、ノゴマ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ 21種

Year List +3種(ウミガラス、ケイマフリ、ウトウ)で、207種
Life List +2種(ウミガラス、ケイマフリ)で、310種

 3泊4日で観察した鳥は、全部で55種。Year Listが17種、Life Listが6種。収獲がありました。

【野草】エゾニュウ、ゼンテイカ(エゾカンゾウ)、コオゾリナ、トリアシショウマ、レンゲツツジ、不明なセリ科の類、オオヤマフスマ、コバナアザミ

     


2018/06/28

天売島へ

 天売島には、幌延のコバイケイに別れを告げて、羽幌町まで海岸線を走り、そこから、オオセグロカモメに見送られ、「オロロン2」に乗って行きます。
    


 途中で、ウミネコ、ウトウ。結構、最初からでてくれました。奥さんは前半がよくて、後半がいまいちだったので、反対になりそうです。
  

 そして焼尻島(やぎしりじま)付近では、ウミウ、ウトウ、ケイマフリに会いました。
    

 天売島では、ノゴマを見がてら、ウミネコの繁殖地を観察するとともに、夜には、餌をとって帰ってくるウトウが巣穴に来るのを見ましたが、80万匹のウトウたちが時速80km位で飛んでくるのは迫力がありました。
    

 明朝乗る漁船が出るか分からないので、デゴイのウミガラスの写真も撮っておきました。


サロベツ湿原

 6/27は、ロープウェイの運行中止で時間がなくなったので、バスで移動だけでしたが、途中の道の駅付近で、ハリオアマツバメが飛ぶのを見たり、広い水田にアオサギがいるのを見て、北海道には、ほかのサギはいないと実感したり、エゾジカが道を横切ったり・・・

 6/28、早朝、上サロベツのサロベツ湿原センター。毎日、4:00起きで、結構、きついスケジュールです。
 早朝、旅館の周りを歩いてみると、久しぶりにスズメ。食べているのはヒトリガの類?ニュウナイスズメしかいないようなきがしていました。


  
アカヒゲドクガは分かるのですが、もう1匹は?


  さて、お目当ては、シマアオジ。車に寝泊まりをしてシマアオジを狙う人がいるそうですが、サロベツ湿原センターを入るとすぐに、ベニマシコやカッコウの姿。
  

 さらに木道を進むと、シマアオジの囀り。ヒーヒーホー、ヒーヒーの最後のヒーヒーが印象的。「冷蔵庫、冷え冷え」が聞きなしとか。あっさりで拍子抜け。


 付近には、巣立ち雛を連れたノビタキ。

  

 ヤゴを咥えて、子育て中のツメナガセキレイ。本当に爪が長いですね。
  

 このほか、ホオアカやノゴマ、オオジュリンなども見かけました。朝食後は、下サロベツといわれる幌延ビジターセンターに寄って見ました。
 こちらでは、コヨシキリがお出迎え。
  

 ツツドリやマキノセンニュウの姿も見ることができました。



【観察した野鳥】ヨシガモ、マガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ツツドリ、カッコウ、ハリオアマツバメ、オオジシギ、トビ、チュウヒ、アリスイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ウグイス、マキノセンニュウ、エゾセンニュウ、コヨシキリ、ムクドリ、ノゴマ、ノビタキ、キビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、ツメナガセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、ホオアカ、シマアオジ、アオジ、オオジュリン 35種

Year List +8種(カッコウ、ハリオアマツバメ、オオジシギ、マキノセンニュウ、エゾセンニュウ、コヨシキリ、ツメナガセキレイ、シマアオジ)で、204種

Life List +3種(マキノセンニュウ、ツメナガセキレイ、シマアオジ)で、308種



【野草】ツルコケモモ、ゼンテイカ(エゾカンゾウ)、オゼコウホネ、エゾイソツツジ、カキツバタ、モウセンゴケ、コバイケイソウ、ツマトリソウ