2018/03/31

3/31 石垣・与那国最終日

 今日は、移動日。朝、散歩がてらにまわりを見て回ると、昨日入ったアトリがホテルのそばの木立に入ってくれましたが、機材はすでにしまっていました。8:30発の琉球エアーコミューターで石垣島です。
 空港周りの花たちと双発機。
    
 キバナツルネラ、ベニベンケイの仲間、ダンドク。どれも、聞いたことがありませんね。

 このあと、石垣空港に着くと、衝撃の事実。乗る予定の飛行機が機材の故障で使えず、沖縄発羽田行きの飛行機は満席とのこと。どうなるかと思ったのですが、結局、福岡経由で帰ることになりました。2016年12月の九州探鳥旅行で、福岡空港から乗る飛行機に大渋滞で間に合わなかったのを思い出してしまいました。
 ともあれ、2時間ほど遅れますが、羽田にはいけそうなので、この時間で、石垣空港の周辺を探索することにしました。
 皆は、鳥ですが、こちらは、チョウと花を中心に見ていきます。
 地味な茶色の花は、帰化植物のナンバンアカバナアズキ、黄色のシナガワハギ、中が赤いソコベニヒルガオ、青いキキョウランなどが目立ちました。
    

 チョウたちは色々飛んでいました。ナミエシロチョウ、シロオビアゲハ、ジャコウアゲハ八重山亜種、リュウキュウミスジ、タイワンクロボシシジミ。
     

 旅行の途中で何回か見かけていたオオゴマダラは空港で飼育されていました。また、見たことがなかったヒメアサギマダラも一緒でした。オオゴマダラの黄金色の蛹はきれいですね。
    


【植物】キバナツルネラ(栽培種)、ベニベンケイの類(栽培種)、ダンドク、コメツブウマゴヤシ、ルリハコベ、ナンバンアカバナアズキ、ソトベニヒルガモ、ノゲイトウ、オオバナノセンダングサ、ノアサガオ、シマツユクサ、シナガワハギ、キキョウラン、シソ科の類sp.、トベラ

【チョウ】ナオエシロチョウ、シロオビアゲハ、ジャコウアゲハ(八重山亜種)、リュウキュウミスジ、タイワンクロボシシジミ、ミナミキチョウ、オオゴマダラ、ヒメアサギマダラ、リュウキュウアサギマダラ、アオスジアゲハ、ヤマトシジミ

 最後に、チョウなどがみれて、結構満足でした。そういえば、キジ(コウライキジでしょうね)の声が聞こえました。


【今回の旅行で観察した野鳥】 キジ(コウライキジ)、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト(リュウキュウキジバト)、ズアカアオバト、ズグロミゾゴイ、アカガシラサギ、アマサギ、アオサギ、ムラサキサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、シロハラクイナ、バン、オオバン、ケリ、ムナグロ、コチドリ、シロチドリ、セイタカシギ、タシギ、オオソリハシシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、ヒバリシギ、ウズラシギ、ミフウズラ、ツバメチドリ、ミサゴ、カタグロトビ、カンムリワシ、サシバ、オオノスリ、リュウキュウコノハズク、チョウゲンボウ、ハヤブサ、アカモズ(シマアカモズ)、ミヤマガラス、ハシブトガラス(オサハシブトガラス)、ツバメ、リュウキュウツバメ、シロガシラ、ヒヨドリ(イシガキヒヨドリ、タイワンヒヨドリ)、メジロ(リュウキュウメジロ)、セッカ、シロハラ、イソヒヨドリ、キビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、アトリ 58種+ドバト

Year List +30種
Life List +4種  もう少し、ライファーが増えるとうれしかったのですが、次に期待ですね。


2018/03/30

3/30 花、虫たち

 南方の植物が色々見られました。
 デイゴの赤い花、マルバアサガオガラクサ(丸葉朝顔柄草)は与那国の固有種だそうです。
  

 パパイヤは普通に育っているようです。(雌花、雄花)
  

 テッポウユリも多かったです。リュウキュウコスミレは本土のノジスミレに近いようです。
  

 虫たちも、こちらで見られる種です。コシボソトンボ、ネッタイアカセセリ、リュウキュウヒメジャノメ。
   

【植物】 ハマダイコン、デイゴ、ハマアズキ、リュウキュウコスミレ、パパイヤ、ソナレムグラ、マルバアサガオガラクサ、オオバナノセンダングサ、テッポウユリ

【チョウ】モンシロチョウ、ツマベニチョウ、テングチョウ、リュウキュウヒメジャノメ、ミナミキチョウ、ネッタイアカセセリ、【トンボ】コシボソトンボ、タイリクショウジョウトンボ、ギンヤンマの類(オオギンヤンマ?)、【クモ】アダソンハエトリ


3/30 石垣・与那国3日目

 朝の散歩で、アトリと思われる数十羽の小鳥の群れともう少し大きな鳥の群れが入ってきていたので、楽しみです。与那国には、本来いないカラスは、ミヤマガラスでした。
 今日も、アガリザキ(東崎)などにもよって、色々探しました。
  

 ガイドのIさんが、畑をみていくと、さすが!ムナグロの群れが入っているのを見つけてくれました。残念ながら、オオチドリなどは混ざっていませんでしたが、ツバメチドリが1羽混ざっていました。朝見た群れは、どうやら、この群れのようです。ツバメチドリは、飛んでは、バッタをゲットしていました。

  

 チョウゲンボウやサシバも見かけました。ドクターコトーの診療所の場所を見てから、田んぼを見ていくと、セイタカシギのほかウズラシギも見ることができました。
  
  
 
 細い道を通っていくと、目の前にミフウズラ。慌てて潜った右側の草むらからまず、1羽が顔を出し、その後、左側からもでてきてくれました。ミフウズラは一妻多夫で、右が♂、左が♀という話だったのですが、どちらも♀にみえます。
  

 一応、イリザキ(西崎)の日本最西端碑を確認し、立神岩展望台も寄って、与那国の主な名所は見たことになります。
  
 
 明日は朝から移動なので、最後は、南牧場を見て、お仕舞いでした。ヨナグニウマともお別れです。


【観察した野鳥】 カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト(リュウキュウキジバト)、ズアカアオバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、ムナグロ、セイタカシギ、タシギ、オオソリハシシギ、イソシギ、ウズラシギ、ミフウズラ、ツバメチドリ、ミサゴ、サシバ、オオノスリ、チョウゲンボウ、アカモズ(シマアカモズ)、ミヤマガラス、ツバメ、リュウキュウツバメ、シロガシラ、ヒヨドリ(タイワンヒヨドリ)、メジロ(リュウキュウメジロ)、セッカ、シロハラ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、アトリ 37種

Year List +6種(ズアカアオバト、ムナグロ、ウズラシギ、ミフウズラ、ツバメチドリ、サシバ)で151種

Life List +1種(ミフウズラ)で299種

2018/03/29

3/29 夜 虫たち

 夕日の方向に台湾があるのですが、やはり、見えません。 
 夕食をいただいたあと、サンシン(三線)のイベントがありました。
  

 その後は、明かりに集まる虫たちを見てみました。ガの類、カメムシの類が多いのですが、ケッ、ケッと鳴く素早いヤモリ(ホオグロヤモリ)もいました。
 名前が分かったのは、ハイイロヒトリ、オキナワモンシロモドキ、キバドクガ、コシロモンドクガ、シロテンマドガでした。いずれも、九州以南、あるいは、南西諸島で見られる蛾でした。
 カメムシの類はナガカメムシの仲間と思うのですが、図鑑で見つかりません。