第5~7日目(8/27~29)は、貝層の発掘、発掘した貝の選別など。
掘りあげた土を乾燥し、篩にかけると、貝の量は半端ではない。ハマグリが多いが、サルボウ、アカニシ、バカガイなど、このほか細かい巻貝、小骨、炭などがでてきた。発掘では、土器片、ヤス、獣骨などが出土。
合い間の虫探しでは、結構色々。メハジキにきていた綺麗なルリモンハナバチ、ホオズキカメムシ、ネムノキにいたアオスジカミキリ、おなじみのフクラスズメの幼虫などなど。
近くの大宮神社の木のうろでは、スズメバチが大きな巣を作っていました。
第5~7日目(8/27~29)は、貝層の発掘、発掘した貝の選別など。
掘りあげた土を乾燥し、篩にかけると、貝の量は半端ではない。ハマグリが多いが、サルボウ、アカニシ、バカガイなど、このほか細かい巻貝、小骨、炭などがでてきた。発掘では、土器片、ヤス、獣骨などが出土。
合い間の虫探しでは、結構色々。メハジキにきていた綺麗なルリモンハナバチ、ホオズキカメムシ、ネムノキにいたアオスジカミキリ、おなじみのフクラスズメの幼虫などなど。
近くの大宮神社の木のうろでは、スズメバチが大きな巣を作っていました。
陸平貝塚の調査の2日目(8/24)は表層の発掘でしたが、結構力技でした。
帰り道に地層がはっきり見える箇所があったので、思わず撮影しました。良く見ると、ヒメスナホリムシの生痕化石といわれるものがあり、そうだとすると、成田層上部で、約12万年前の地層ということになります。
色が非常に綺麗ですが、掘ったばかりのようです。
3日目(8/25)も引き続き、表層を貝層のうえまで掘り下げました。土器片のほかヤスなどが出土。
休憩時間の虫探しは、コガタコガネグモ、セグロアシナガバチ、クロウリハムシ(カラスウリの葉にビッシリ)、アオマツムシの幼虫(9/13に判明)不明のバッタ、マドガの類、ミンミンゼミ、セミの幼虫(土中から。ツクツクボウシの幼虫と思われる)などなど
4日目(8/26)は休み。医者にいったら、汗を一杯かいたら、水分だけでなく、塩分やカリウムを補給するように言われました。
マメアサガオはすでに紹介していますが、その紅花の品種であるベニバナマメアサガオが一緒に咲いていました。このベニバナマメアサガオは、同じくピンク色のホシアサガオととても似ています。
雄しべの葯がピンクであること及び萼片の縁に白く長い毛があることから、ベニバナマメアサガオとしました。なお、ホシアサガオは花の中心部のピンクが濃くなるようです。
なお、マメアサガオとは、花の色に違いがあるだけとされています。
前回から15種。
オシロイバナ、カノコユリ(栽培種)、マルバルコウソウ、ヤマハギ、ナツズイセン、ヒメムカシヨモギ、オオアレチノギク、ウツボグサ、ベニバナマメアサガオ、キツネノマゴ、スベリヒユ、コニシキソウ、フヨウ、ハマスゲ、センニンソウセントウソウ
ヒメムカシヨモギとオオアレチノギクの区別は難しいのですが、花期は、花弁があるのがヒメムカシヨモギとなります。その他の季節は、葉の毛で見分けています。葉の縁に長い毛があるのがヒメムカシヨモギ、葉全体に細かい毛があるのが、オオアレチノギクとしています。
いよいよ、陸平貝塚確認調査が始まりました。美浦村から立派な委嘱状をいただいて、村の文化財協力員です。
初日の今日は、準備と調査区の設定からです。まずは、テントを張って、道具の搬入です。
その後、調査に使う道具の説明がありました。
シャベル、ジョレン、移植ゴテ、測量機器(レベル、トランシットなど)、ピンポール、ポール、ネキリバサミ、竹串、チリトリ、ミズイト、テンバコ、ミ(箕)などなど
そして、調査区の設定です。予定区域内の西側に2m×8m、西側に1m×6mの範囲について、50cm四方の小区画に区分していきます。
台地の端に,順次,貝を捨てていくと、新しい層が上になっていくので、前回調査を先に進めて、今回の狙いは、縄文後期中葉ということになります。さて、どうなるでしょうか?
午後からは、表層部分の発掘が始まるのですが、暑さや体力を考えて、無理をしないでやっていくつもりなので、大体、半日づつのお手伝いです。次回にどうなっているか楽しみです。
緑の多い陸平の休憩時間には、虫さがし。マイコアカネの♀と♂です。
このほか、クスノキには、南方系のカメムシであるミナミトゲヘリカメムシと思われる個体を見ることができました。埼玉、千葉では確認されているようですが、いよいよ、茨城まで北上してきたようです。
久しぶりに筑波実験植物園へ。 やはり、ここは、いつ来ても見所があります。
温帯資源植物(東)では、ワタ(筑波地綿)やダイズ。ダイズは、薄紫色の花と思っていたのですが、品種によって白色もあるのだそうです。
中央広場の池では、野生絶滅種であるコシガヤホシクサが今年も花を咲かせていました。
新しくなった木橋を渡って、水生植物区画に行くと、ガガブタ、オゼコウホネ、サワギキョウ、さらに目を近づけると、アメリカアゼナも可愛い花をつけていました。
砂礫地植物区画では、ソナレマツムシソウに色々な昆虫がきていました。
このほか、ハマゴウ、ナミキソウ、トチカガミ、そして、流れのそばでは、ヒオウギアヤメなどをみることができました。
ツバメシジミの綺麗な個体も見れました。