いよいよ、陸平貝塚確認調査が始まりました。美浦村から立派な委嘱状をいただいて、村の文化財協力員です。
初日の今日は、準備と調査区の設定からです。まずは、テントを張って、道具の搬入です。
その後、調査に使う道具の説明がありました。
シャベル、ジョレン、移植ゴテ、測量機器(レベル、トランシットなど)、ピンポール、ポール、ネキリバサミ、竹串、チリトリ、ミズイト、テンバコ、ミ(箕)などなど
そして、調査区の設定です。予定区域内の西側に2m×8m、西側に1m×6mの範囲について、50cm四方の小区画に区分していきます。
台地の端に,順次,貝を捨てていくと、新しい層が上になっていくので、前回調査を先に進めて、今回の狙いは、縄文後期中葉ということになります。さて、どうなるでしょうか?
午後からは、表層部分の発掘が始まるのですが、暑さや体力を考えて、無理をしないでやっていくつもりなので、大体、半日づつのお手伝いです。次回にどうなっているか楽しみです。
緑の多い陸平の休憩時間には、虫さがし。マイコアカネの♀と♂です。
このほか、クスノキには、南方系のカメムシであるミナミトゲヘリカメムシと思われる個体を見ることができました。埼玉、千葉では確認されているようですが、いよいよ、茨城まで北上してきたようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿