数十羽と、絶滅寸前までいったアカガシラカラスバトやカツオドリなどの保護のため、地元でノネコの捕獲などに努めたかいがあって、200羽程度まで回復しているようです。なにしろ、天敵もおらず、ほとんど、逃げずに地上でのうのうと過ごしているように見えるのですから、さもありなんと思えます。
一方、このノネコの捕獲により、今度は、クマネズミなどが殖えて、オガサワラカワラヒワが、急激に数を減らしているとも聞きます。一度、バランスが崩れると、様々な影響がでてくるのですね。
さて、朝食前は、このほか、メジロのヒナ、道路にでてきたメグロなどが見られました。母島・沖港の景色をみながら、宿(南風・ナンブー)にもどり、朝食です。
朝食後は、宿の方に、港まで荷物の運搬をお願いして、また、探鳥です。
メジロの巣(たぶん)やメグロのにらみ合いを見ていると、そばには、準絶滅危惧種に指定されているオガサワラトカゲやその原因にもなっている特定外来生物のグリーンアノールの姿が目につきます。
生態系被害防止外来種に指定されているギンネムには、国指定の天然記念物であるオガサワラタマムシがついていました。
色々ですが、気を取り直して、見ていくと、アカガシラカラスバトが飛んできました。やはり、樹上のほうが見ていて落ち着く気がします。
山道に少し入ってみると、声ばかりだったハシナガウグイスが、カメラの焦点が合わないくらい近くにでて、しばらく付き合ってくれました。
さて、終わりが良ければということで、探鳥を切り上げて港に向かい、乳房山やアオウミガメのお見送りを受けて、母島・沖港をでて、父島へ。
父島までは、アナドリ、アカアシカツオドリなど。
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