2019/07/05

7/5 小笠原4日目 母島

 9:30に母島に着き、宿に荷物を置いて、早速、探鳥です。
 母島では、なんといっても、メグロです。基亜種であるムコジマメグロはすでに1930年代には、絶滅しているようなので、世界で、亜種ハハジマメグロだけなのだそうです。しかも、母島列島でも、母島,向島,妹島の3か所のみ、どうも、島間移動は行わないようで、ミトコンドリアDNAの配列比較でも、3島で違いがあるそうです。
 ということで、非常に稀少な種なのですが、母島では、簡単に見られ、拍子抜けします。とはいえ、見つけ次第、パシャパシャ。
      

 一方、メジロは、外来種(国内移入種)で、イオウトウメジロとシチトウメジロの雑種だそうです。
  

 アカガシラカラスバトも、小笠原で是非見たい鳥ですが、これも、すぐに見ることができました。藪の中だったり、農家の小屋の中だったり、思いがけないところでした。7/6にじっくり見ることができたので、紹介は、また明日。
 とりあえず、鳥たちは、ほかに、イソヒヨドリ、ヒヨドリ、キョウジョシギ、ムナグロ。
     

 植物は、パッションフルーツ(クダモノトケイソウ)、カエンボク、ゴールデンシャワーなどが目立ちました。
    

 そのほか、ウミガメの産卵ために通った跡、卵、カニ(ミナミスナガニ、ツノメガニ)。昆虫類は、アオモンイトトンボ、ウスバキトンボが飛んでいたほか、チョウは全く見かけませんでした。
    

 夜は、レストランミストラルで、素敵な洋食。

 夜空では、地球照で三日月のかけた部分が鈍く光って見えました。初めて見たので、結構びっくり。星もたくさん出ていたのですが、うまく撮れませんでした。



【観察した野鳥】7/5 カラスバト(亜種アカガシラカラスバト)、シロハラミズナギドリ、オナガミズナギドリ、アナドリ、アカアシカツオドリ、カツオドリ、ムナグロ、キョウジョシギ、ヒヨドリ(亜種オガサワラヒヨドリ)、ウグイス(亜種ハシナガウグイス・声)、メグロ、メジロ、トラツグミ(声)、イソヒヨドリ


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