いよいよ最終日、今日の予定は、カヌーの川くだり。
ペンションの奥さんから、昨日、ベニヒワがきていたというので、周りのあちらこちらで咲いているタンポポを中心に探して見ましたが、ベニマシコやカワラヒワ、スズメなどは見つかるのですが、残念ながら、ベニヒワは見つからず、今後の宿題です。
茅沼駅のそばのセンダイハギ、坂の途中で、エゾコリンゴ、白花のエゾタチツボスミレ、アマドコロなどを見ながら、歩いて10分ほどのところにある「憩いの家かや沼」まで、散歩。
道路の標識の金属の管の中で巣作りをしているのか、ニュウナイスズメが出入りをしてました。途中で奇妙な声、「アーウア」「アーウア」。後で調べたら、アオバトでした。アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)♂は、電柱に巻いてある鉄板を突いていましたが、これは、縄張りを主張するために、わざわざ鉄板をつついて大きなドラム音を出しているようです。
ノビタキもすぐそばまできてくれました。
釧網(せんもう)本線のキハ54形の車両とペンションの写真を撮って、茅沼ともお別れです。
カヌーは、釧路カヌーガイドの「Marsh & River」さんにお願いしました。Marsh は湿地、Riverは釧路川の事でしょうか、釧路湿原そのものをあらわすような会社名だったのですね。カヌーは細岡のカヌーポートから釧路川と新釧路川が分岐する岩保木水門カヌーポートまでの8km。天気もよく、川幅も広く、空と湿原、遠くの阿寒富士などとても雄大な風景は最高でした。
細岡のカヌーポートでは、ミヤマカラスアゲハ、途中のこずえではカッコウ。オシドリが飛び立ったり、コヨシキリ、アカゲラ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ノビタキ、オオジュリンなどなど今回の旅行の復習のようです。最大の見どころは、留鳥となっているオジロワシの巣です。3m程はあると思われる巣のそばに親鳥と思われる成鳥がとまっていました。スゴイ!!
カヌーを漕いでくれたのは、代表のMatsuさん。色々説明してくれました。車で同行してくれたフーコさんは、細岡の展望台などから素敵な写真を撮ってくれました。本当にありがとうございました。
さあ、帰り道は、釧路和商市場でお土産を買って、お昼を食べて、途中の川で、寄り道をして、オオセグロカモメや帰化植物のコテングクワガタ(のようです)テングクワガタ(たぶん)を見ながら、飛行場へ。
快晴の飛行機の窓からは、襟裳岬、岩木山、遠く鳥海山、おなじみの筑波山などを見ながら羽田へ。後は、電車に乗って、お疲れさまでした。
【見聞きした鳥たち】
オシドリ、ヨシガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、タンチョウ、カッコウ、コチドリ、オオジシギ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、ショウドウツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、エゾセンニュウ、コヨシキリ、ムクドリ、ノゴマ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、オオジュリン
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