2013/06/08

根室・釧路(2)

  2日目は、風蓮湖を一回りしてから、霧多布湿原へ
起きれたのは5時ごろ。窓の外を見ると、キタキツネが通っていきましたが、すっかり、明るくなっていました。寒かったのですが、朝食まで散歩。
  樹の上で囀っていたのは、喉の赤い色が鮮やかなノゴマ。漁船のまわりのオオセグロカモメなどを見ながら、橋をわたって春国岱のヒバリコースをゆくと、その名のとおり、ヒバリがたくさん。



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  草原では、ハマハタザオ、エゾツルキンバイ、シバナ(塩場菜)がみられました。ネイチャーセンターの方から、スミレが見られるとのことでしたが、まだ、早かったのでしょうか。一輪だけ見ることのできたスミレは少し薄い色で、スミレ?。



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  カモたちは、スズガモのほかヨシガモが少し、そして、ヒドリガモが大群で残っていました>



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  キタキツネコースを行くと、針葉樹林のそばの湿地では、ノビタキやノゴマのほか、頭の黒いオオジュリン(夏羽)も見ることができました。



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  民宿に戻ると、朝食にはコケモモ、ハマナス、エゾクサイチゴ、マタタビなど6種類の手作りジャム。思わず、パンを2枚も食べてしまいました。



  朝食後、あらためて、アカエゾマツコースへゆくと、ミソサザイやカケス(亜種ミヤマカケス)、そして、空には、ハリオアマツバメ。



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  花たちは、チシマウスバスミレ(葉は、円形。鋸歯ははっきりしていて,互いに重なるようにならない。縁に毛があることからチシマウスバスミレとしました。)、コミヤマカタバミ。枯れ木には、ナガサルオガセがついていて、いかにもの風景です。



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  さて、風蓮湖から、霧多布湿原へと向かいますが、道々の牧場は、タンポポで黄色に染まっています。
  浜中町恵茶人(エサシト)地区 崖にユキワリコザクラが群生しており、近くには、ハクサンチドリも見ることができました。



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  いよいよ、MGロード(Marshy Grassland road:湿原の道)を霧多布湿原センターを向かうと、なんと、オジロワシがエゾジカの仔を襲っていました。
車を止めて、観察したせいか、オジロワシは狩を中断してしまいました。九死に一生の仔鹿は良かったのですが、オジロワシには申し訳ないことをしてしまいました。
このオジロワシは、嘴が黄色くなってきていましたが、湿原センターの方に伺うと、若ではないかとのことでした。



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  湿原センターからは、遠くを飛ぶオジロワシやエゾジカなどが見られましたが、湿原から大量の水蒸気があがって、雲が湧き立つ様子は壮観でした。ちょっとだけ歩いた湿原では、コヨシキリ、センダイムシクイ、コサメビタキ、ノビタキなどなど。足元には、エゾアカガエル(ヤマアカガエルとしていましたが、そもそも北海道に分布していないそうです。なお、エゾの方が後脚が短いそうです)もいました。



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 この後、霧多布湿原ナショナルトラストの木道を行くと花がいろいろ。クロユリ、ヒメイチゲ、ワタスゲ(綿毛)、エゾカンゾウ(蕾)、シコタンタンポポなどなど。
鳥たちは、足元からオオジシギ、オオジュリン、ノビタキ。



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 この日は1万2千歩も歩いて、疲れました。今日の宿、釧路プリンスで生ビールです。





【見聞きした鳥】 30種



ヨシガモ、ヒドリガモ、スズガモ、キジバト、アオサギ、タンチョウ、カッコウ、ハリオアマツバメ、オオジシギ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、カケス(ミヤマカケス)、ハイボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ウグイス、センダイムシクイ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、ノゴマ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン(夏羽






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