福島県との県境にほど近い北茨城の栄蔵室(882m)の探鳥会に夫婦で参加しました。今回は、結構なハイキングになるので、Gmaはお留守番です。
トレイルマップ 「uid000016_200805091301210b36c9b4.pdf」をダウンロード
この探鳥会は、日本野鳥の会茨城支部で開催されたもので、担当のYさんIさんには、色々教えていただきました。
花園神社の集合後、登山口まで移動して、スタートですが、最初からミソサザイ、コルリ、ヒガラなどが鳴いています。特に、コルリはなかなか聞けないようです。すでに夏になっているので、声を聞き分けることになりますが、なかなか難しいです。
そのうち、センダイムシクイの「焼酎一杯グイー」なども聞こえるようになりました。途中で、ヒガラの鳥寄せをやって見せてくれましたが、本当に近くをちょろちょろしたのには驚きました。メジロは「チュウベイチョウベイ、チョウチュウベイ」などなど。
北茨城は、まだまだ春が残っていて、鳥の声を聞きながら、目を上げると、ヤマザクラやキブシなど、流れのそばにはコチャルメルソウやタチネコノメソウ、林の中にはミミガタテンナンショウ、山道には、各種のスミレ(タチツボ、ニオイタチツボ、ニョイ、フモト、マキノ、アカネ)やミヤマハコベ、ニガイチゴなどがあり、忙しいことになってしまいました。
ミミガタテンナンショウとミヤマハコベ フモトスミレ 昆虫類では、春の早い時期に見られるミヤマセセリ♀や模様が綺麗なエゾヨツメも見られました。
ミヤマセセリ♀とエゾヨツメ♂ 登山道を下ってから、近くの亀谷地湿原でモズなどを見た後、花園神社への帰り道では、オオルリをばっちり、見ることができました。
結局、鳥たちは、番外のガビチョウを除き25種、目についた植物は17種、昆虫は2種が見られ、初夏の爽やかな日差しの中で、まだ残っていた春が楽しめました。
当日の動植物はこちら 「220516kitaibaraki.htm」をダウンロード
参加された皆さんと和気藹々、楽しく過ごせました。とはいえ、皆さん、健脚でスコープを担いでスタスタと約6kmを歩いていくのには驚きました。本当にありがとうございました。