雪入の山は、紅葉の真っ盛りでした。
雪入山の山頂付近では、オオタカが悠々と舞っており、池には、マガモ、カルガモ、ヒドリガモが来ていました。このほか、ハギマシコ、ベニマシコ、ミヤマホオジロが見られるそうです。
ネイチャーセンター付近では、花崗岩の陽だまりにツマジロカメムシ、ヒオドシチョウなどが見られました。
雪入の山は、紅葉の真っ盛りでした。
雪入山の山頂付近では、オオタカが悠々と舞っており、池には、マガモ、カルガモ、ヒドリガモが来ていました。このほか、ハギマシコ、ベニマシコ、ミヤマホオジロが見られるそうです。
ネイチャーセンター付近では、花崗岩の陽だまりにツマジロカメムシ、ヒオドシチョウなどが見られました。
今日は、雪入ふれあいの里公園の「雪入の石を調べてみよう」という自然教室に参加。
講師は、自然公園指導員の矢野徳也さんでした。やさしい語り口で、子どもにも分かるように説明されていましたが、内容は盛りだくさんでした。
二つの岩石が分かればよいとのことでした。ひとつは、花崗岩、もう一つは変成岩(ホルムヘルス)だそうです。
中生代中頃(2億から1億5千万年前)に、深い海底に堆積してできた泥岩や砂岩の層に、いまから6千5百万年前ごろ、花崗岩マグマが入り込み、マグマの熱で、泥岩や砂岩が変成を受け、ホルンヘルスと呼ばれる硬い岩石に変わったそうです。
花崗岩は、含有する鉱物の粒子が大きく、かつ、熱膨張率が異なるため風化しやすいそうで、このため、山は削られて低くなってしまうのですが、ホルンヘルスの方が硬いので、雪入山として残ってきたのだそうです。なお、筑波山は更に硬い斑レイ岩でできているので、高い山頂として残ったものだそうです。
さて、観察会では、花崗岩が風化して手でも砕ける様子、含有鉱物である、雲母、石英、長石や電気石(トルマリン)、柘榴石の小さな結晶などを観察しました。最後に白雲母の切片を3Dステレオスコープで観察して、その厚さにより、虹色だったり、青だったりするのに驚きました。
雪入ふれあいの里公園ネイチャーセンターのホームページは こちら
このところ、アブなどを調べるのに時間をとられ、こちらの方はあまり更新できません。
家のマンリョウが赤い実をつけていました。
イチリョウ(アリドオシ)とヒャクリョウ(カラタチバナ)は、探してはいるのですが、あまり見かけません。
家の庭のこの頃ですが、スッポンタケは水を一所懸命やってみましたが、今年は、うまく育ちませんでした。来年に期待します。
アケビコノハの蛹はそろそろ羽化してもよいので、毎日見ていますが(突っつくと、クネクネします)、まだのようです。ちなみに、成虫で冬越しをするそうです。
つくばの里にようこそ
筑波山は、あまり高い山(876m)ではありませんが、 茨城、埼玉はもちろん東京、千葉や栃木などからも眺められる山です。
古来(常陸風土記など)、自然美をたたえられてきた筑波山ですが、現在でも自然が多く残っていますし、このごろは、徐々によみがえってきたのではないでしょうか。
そんなつくばの里で、ゆっくり自然を観察していきたいと思います。
ヤマサナエ (山早苗 サナエトンボ科)
このブログは、01我が家の庭で、02自然観察、03松田先生、04神社仏閣に区分しています。
01我が家の庭で
四季折々の草花、庭を訪れる鳥や昆虫などを紹介しています。
02自然観察
茨城を中心に、家族で自然観察をした記事です。野草や鳥、昆虫などの写真が中心です。
03松田先生
参加している松田浩二先生の自然観察会のデータなどです。4月以降のデータは下記のページに移しました。
興味のある方は、松田先生の自然観察同好会のページにどうぞ。
04神社仏閣
つくばの近辺には、小さな神社や仏閣が多く残っています。そのうち、古墳や貝塚なども紹介したいと思っています。
このブログ以外に、アブ、ハエ、ガ、カメムシ、クモなど、あまり一般受けしない昆虫などについては、別のブログ(yamasanae)で紹介しています。
小春日和の中、キタテハがゆっくり吸蜜していました。
林の中では、ヤブコウジ(十両)が赤く輝いています。
ヤブコウジの別名はジュウリョウ(十両)ですが、センリョウ、マンリョウのほか、イチリョウ(一両)はアリドオシ、ヒャクリョウ(百両)はカラタチバナとされています。
11月7日に撮ったセンリョウ。マンリョウやヒャクリョウ、イチリョウの写真もそろえたいですね。
正月の縁起物で「千両、万両、有り通し(蟻通し)」というそうです。
今日は、RBWC(龍ヶ崎バードウォッチングクラブ)の定例探鳥会。
なかなか鳥屋さんにはなりきれません。上を見たり、足元を見たりと目が泳ぎます。「あそびの森」の小径では、ウラギンシジミ♀(裏銀小灰蝶 シジミチョウ科)が翅を広げていたので思わすパチリ。
高崎自然の森から稲荷川沿いに移動する最中に、空に、猛禽類。オオタカが二羽、ノスリが一羽が森の上空をゆったりと飛んでいました。ノスリはすぐに見えなくなりましたが、さらに、小さな鳥がオオタカのまわりを飛び始めました。ハイタカだそうです。ハト程度の大きさに見えたのですが、オオタカのさらに上空を飛んでおり、ときどきオオタカにちょっかいをだしていました。
オオタカは雄と雌だそうですが、見分けが付きません。雄は顔が黒く見えるらしいのですが・・・。
このほか、ビンズイとセグロセキレイ、キセキレイがなぜか一緒に歩いていたり、何べん見ても、田んぼの風景と一体化していたタヒバリなど27種が見られました。
松田先生の二木会は西公民会。曇り空でやや風が強い中9名の参加
桜川沿いをいつもと逆に、上流部に向けて歩きましたが、すっかり秋模様です。桜川沿いの河川敷はだいぶ整備され、下草も刈られ、クヌギやコナラなどの落葉樹林が目立ちました。そこにヨウシュヤマゴボウが群生しており、キツネアザミやタチツボスミレが時期はずれの花をつけていました。
木本類では、サイカチの30cm近い莢(さや)が沢山落ちていました。木には鋭いとげがあり、この莢が石鹸の代用になるそうで、皆でお持ち帰り。
鳥類は、朝早くにハヤブサが見られたそうです。ツグミやシメもやってきて、いよいよ冬鳥の季節です。・・・(写真は、キツネアザミとサイカチの実)
当日観察した動植物一覧です。以下をクリックしてください。
追記 ガガイモの実が面白かったのを忘れていました。
ガガイモ(羅摩、鏡芋)ガガイモ科ガガイモ属 10cm位の実でまだ弾けていなかった。
その他の写真です。
オオヒシクイが来ているというので、稲波干拓地に
昨年とは異なり、堤防からすぐ近くの田んぼで50羽程度のオオヒシクイがのんびりしていました。ここは、地元の方がオオヒシクイを優しく見守っている関東では唯一の飛来地だそうです。
田んぼへの立ち入りはできないので、堤防をぐるっと回ってみましたが、ノスリ、カワセミ、キジ、カワラヒワ、モズなど多くの鳥たちをみることができました。蓮田の方ではタゲリを期待したのですが、まだ見当たりませんでした。
11月の一土会は、三日月橋付近でした。
草本類は、ハダカホオズキ、ジュズダマ、コシロノセンダングサ、メナモミ、マルバアメリカアサガオなど32種。
木本類では、シロダモが赤い実をつけていました。シロダモは、雌雄異株で、それぞれ花をつけていました。
ムクノキも黒紫色の実をつけていました。実は甘く、美味とされているので、皆で食べてみました。(感想は、干しブドウみたいでした。)
さらに、先生から、シラカシの実を例に、カシ類の実の帽子みたいな部分(殻斗といいます。)は、横縞になっているとの説明があり、皆でヘエを連発。そういえば、クヌギやスダジイ(全体を包んでいる。)など殻斗は横縞ではないですね。木本類7種。
そのほか、シダ類はアイアスカイノデなど6種、鳥類はジョウビタキなど16種、昆虫は、ツチイナゴなど5種、クモ類は、コガタコガネグモほか2種でした。
(写真は、ハダカホオズキ、シロダモ、マルバアメリカアサガオ)
当日観察した動植物一覧です。以下をクリックしてください。
当日のコガタコガネグモを見たい人は、こちら
殻斗の様子は、どんぐり図鑑に詳しいです。ケヤキ・ムク・エノコの判別点は、こちら。
シロダモの様子はこちらを参考にしました。イノデの類の区別はこちら。
その他の写真
宍塚大池のキノコ観察会に参加しました。
今年はキノコが不作だそうですが、大勢で探すと色々なキノコが見つかるものです。昨年のカゴタケのような珍しいキノコはありませんでしたが、軟らかいキノコと硬いキノコに分けて、講師の平井信秀先生が熱心に説明してくれました。
家に帰ってから、整理してみるとメモできたものでも、24種類でした。一覧にしてみました。(ただし、私が調べながら作成したものですので、正確性は保証できかねますので、ご容赦ください。)「211101web.htm」をダウンロード
キノコを探すのに一所懸命だったので、キノコの写真はありませんが、宍塚では、センブリ、サジガンクビソウ、ヤブコウジ、狂い咲きのエイザンスミレ(たぶん)が咲いていました。
チョウゲンボウのその後
29日に家の近くで撮影した後、3羽が飛来。なにやら三角関係みたいでした。さらに30日にも雌が飛来し、なんと、我が家のサクラの木に止まり、なにやら小さな声で、コッコッコッ?と鳴いていました。
キノコのその後
やはり、スッポンタケ(鼈茸・スッポンタケ科)のようでした。幼体が膜をうまく破って出てくるのは、なかなか難しいようです。この個体も、天辺から出てくることができなかったようです。キクイモの群生のなかにあったのですが、今年はキクイモの成長があまりよくなく、乾燥気味だったせいかもしれません。まだ、何個があるので、一応、水を撒いて見ますが、難しそうです。
左から10/29、10/30、10/31の写真ですが、膜の中央部から割れて、頭の部分の膜がとれません。最後の写真は、少しお手伝いした写真です。ぬるぬるのグレバは見られず、蝿などもあまり寄ってきません。
参考
里山再生計画さん