2021/03/25

八丈航路

  鳥の先輩のKさんに誘われて、夜行日帰りの八丈航路へ。

 実に、1年半ぶりに東京にでて、とにかく、人が多いのに驚きました。新橋で、ユリカモメに乗り換えたのですが、夜9:30頃なのに、ひとひとひと。ちょうど、飲み屋が閉まったのか、いいご機嫌の人も多くて、これまた、吃驚。やっぱり、しばらく、東京に出るのは避けた方がよさそうです。

 一方、船の乗り場は、空いており、橘丸の2等室は、10人部屋に一人きり。どの部屋も同じような状況でした。こちらは、一安心ですが、採算がとれているのか、逆に心配ですね。

 あまり、揺れもなく、一夜を過ごして、夜明け前の朝5:00、三宅島に着く頃に起床して、デッキにでました。大野原島(三本岳)の後に見えるのは、新島、式根島あたりと思われます。

  
 魚の群れに集まるオオミズナギドリ。
 


 御蔵島を過ぎたあたりで、ザトウクジラに出会いました。

 
    


 向かい風で、少し遅れて、八丈島の底土港へ着き、折り返しで、竹芝へとんぼ返りです。
   
左から、三原山、底土港あたり、八丈富士
八丈小島

 復路の御蔵島は、もう明るくなっていました。
  

 朝方は、暖かい位でしたが、気温が上がらず、寒いくらいになりました。といっても、復路は、追い風なので、風はあまり感じませんでした。三宅島から、大島近辺まで、くろい雲がでて、小雨も降っていましたが、まあ、穏やかな方だったのでしょうね。
 オオミズナギドリは、あまりとぎれることなく見かけましたが、時々、魚の群れに集まっているのか、群れをみかけました。
  

 大島近辺で、また鯨に何回が出会い、船が減速、針路を変更するほどで、多く見られるようです。今回は、このほか、サメの背びれ、カジキの大ジャンプなどもみることができました。
  

 東京湾も近くなって、遠くに、盛り上がるような魚の群れに、数百メートルになるくらい、オオミズナギドリが群れており、付近のオオミズナギドリたちがまっしぐらに、集まっていったのが印象的でした。



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