奄美旅行4日目、今日は、あちこちふらふら。夜は、ナイトツアーの予定です。
朝は、名瀬港でリュウキュウツバメを撮りました。小振りで、尻尾の短いこのツバメもだいぶ見慣れました。
さて、とりあえず、龍郷町にある奄美自然観察の森へ。付近では、鳥たちが一杯。アカヒゲの声がすぐ近くでするので、しばらく、見ていると、コサメビタキ、アマミシジュウカラ、リュウキュウメジロ、アマミコゲラ、アマミヤマガラと次々に姿を見せます。近くに、リュウキュウハシブトガラスが来たと思ったら、ルリカケスがすぐそばで姿をみせましたが、あせってしまい、シャッターはうまく切れません(葉の裏にかすかに)。
結局、アカヒゲはみることができません。どのあたりを探せばよいのでしょう。下草なのか、樹の中ほどなのか、見当がつきません。
さて、奄美自然観察の森では、展望デッキからは、東に白い砂地が見える龍郷湾が望めました。 昆虫たちは、ケブカクロハムシダマシ、リュウキュウミスジチョウを、新たに見ることができました。
森の中では、あまり、鳥に出あうことができませんでしたが、ルリカケスの声を聞いて探していると、いきなり、オーストンオオアカゲラと出会え、ラッキーでした。
この後、どこを通ったのか、鯨浜にでたので、少し寄り道。奄美・沖縄産亜種のジャコウアゲハを見たほか、キキョウラン、ソクシンラン、ハマクサギ、クロミノオキナワスズメウリなどあまり見たことのない花たちをみることができました。
さらに、秋名に行く途中の海岸に降りて見ると、海浜植物をたくさん見ることができました。
ハマニガナ、ハマボッス、シマアザミ、ホソバワダン、ハマアズキなどなど。シマアザミについていたダンダラテントウも奄美仕様のようです。
潮溜まりにも、いろいろな生き物がいましたがさっぱりわかりません。サナカ?カニ?に綺麗な貝とは、少し情けない。
秋名では、少し、雨が降ってきたのですが、田んぼで、セイタカシギ、クサシギ、チュウサギ、バンなどを見ることができました。
夜は、ナイトツアーです。19時30分にホテルを出発して、夜の道はどこを走っているのかさっぱりです。
少し雨が降る中、道には、アマミハナサキガエルやアカマタなどがでてきています。暗闇から、ホー、ホーという声が聞こえ、リュウキュウコノハズクが飛び出してきて、車を見つけて、あわてて、Uターン。オットンガエルも岩の上。
お目当ての、アマミノクロウサギは、何回も姿を見せてくれましたが、シャッターが間に合いません。帰り道、どういうわけか、全然逃げないアマミノクロウサギ、目をあいたまま寝ていたのでしょうか?触れるほど近くによったら、やっと動き出しました。満足満足。
4日目の成果
鳥類
リュウキュウツバメ、リュウキュウハシブトガラス、イソヒヨドリ、アマサギ、コサメビタキ、アマミコゲラ、リュウキュウメジロ、アマミシジュウカラ(ネクタイがないのは、幼鳥か)、ルリカケス、アマミヤマガラ、オーストンオオアカゲラ、セイタカシギ、バン、クサシギ、リュウキュウキジバト、アカヒゲ(声)、リュウキュウアカショウビン(声)、リュウキュウサンショウクイ、アマミヒヨドリ、クロツグミ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、スズメ、カルガモ、セッカ(声)、リュウキュウコノハズク
蝶類
ジャコウアゲハ奄美沖縄亜種、ヒメシルビアシジミ、テングチョウ、アカタテハ、アサギマダラ、リュウキュウアサギマダラ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、リュウキュウミスジチョウ、ウラナミシジミ、イシガケチョウ
動物その他
アマミノクロウサギ、アマミハナサキガエル、オットンガエル、アカマタ、オキナワイチモンジハムシ、コガシラアワフキ、ケブカクロハムシダマシ、ダンダラテントウ、ヤンバルヤマナメクジ?
植物
キキョウラン、ソクシンラン、ハマクサギ、クロミノオキナワスズメウリ、ハマニガナ、シマアザミ、ホソバワダン、ハマアズキ、ハマボッス、メリケンガヤツリ、コナスビ
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