2013/05/10

奄美旅行(3-2)

奄美3日目の次のポイントは、フォレストポリスの湿地ですが、出発してすぐの道そばで、ズアカアオバトを発見。メスのようですが、スマートで彩りも素敵です。 



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  奄美にいるズアカアオバトの頭は赤くないのですが、台湾にいる亜種の頭が赤いことから名前が付けられたのだそうです。 



 フォレストポリスまでの道々では、さまざまな蝶が見られました。オキナワカラスアゲハクロセセリ、 リュウキュウヒメジャノ、ルリタテハなど。  



 轢かれていたヒメハブを観察して進むと、道沿いの水たまりには、アマミシリケンイモリやオットンガエルのオタマジャクシ、その近くのリュウキュウハナイカダには、アマミアオガエルの卵塊がありました。ここから孵化して、水たまりに落ちていくのでしょう。 



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  さらに、道沿いでミゾゴイも見かけましたが、行きにはすぐに隠れてしまったのですが、帰り道では、すぐそばによってきて大きなフトミミズを捕まえました。これが、飲み込んだ後が面白いのです。体をクネクネ、しばらくして、またクネクネ。みんなで大笑い。結局、2匹を見つけてお食事。車だったからなのか、まったく逃げません。それでも、車を動かすと、首を上にあげて、警戒のポーズ。ヨシゴイだけでなく、ミゾゴイもやるのですね。 



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  さて、フォレストポリスは、大和村の施設で、キャンプができますが、川や池、湿地があり、トンボなどにも良い環境です。



  ここでは、アマミアオジョウカイミヒゲコメツキ、ツマグロヒョウモン、アサギマダラなどなど見て、水辺に行くと、見慣れたトンボも怪しく見えます。本当に、シオカラトンボ?オオシオカラトンボ?など。このほか、おなじみになった、ベニトンボ、タイリクショウジョウトンボ、リュウキュウベニイトトンボ。 



 南国らしいイトバショウやヤブマオを眺めて、イヌビワを見ると、イシガケチョウの幼虫のほか、ホシヒトリモドキの幼虫がわんさか、ハムシとしては大きなオキナワイチモンジハムシなども観察できました。このほか、あちらこちらで、ギンボシザトウムシもいました。 



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  昼ごはんは、管理棟の食堂で、鶏ラーメン。夜は、お刺身定食、黒糖焼酎少々。 



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 3日目の成果
植物
 
イトバショウ、アブラギリ(白い花)、クロミノオキナワスズメウリ、ツルマオ、アコウ、シマウリカエデ、セリ、イヌビワ(毛虫がたくさん)



鳥類
 
シマアカモズ、ヒメアマツバメ、リュウキュウツバメ、イソヒヨドリ♂・♀、亜種リュウキュウハシブトガラス、亜種アマミシジュウカラ、亜種アマミヒヨドリ、バン、チュウサギ、アオサギ、スズメ、ズアカアオバト、サシバ、ミゾゴイ(絶滅危惧ⅠB)、ルリカケス(声)、アカショウビン(声)、亜種リュウキュウメジロ、アカヒゲ(声) 



蝶類
 
ヒメシルビアシジミ、テングチョウ、ルリタテハ、イシガケチョウ(イヌビワで、幼虫も)、オキナワカラスアゲハ、リュウキュウヒメジャノメ、クロセセリ(白い紋のあったセセリチョウ)、ホシヒトリモドキ(イヌビワについていた、赤に黄色の縞の幼虫)、モンキアゲハ、ツマグロヒョウモン♂・♀、ミナミキチョウ、アサギマダラ 



蜻蛉類
リュウキュウギンヤンマ、ベニトンボ、
タイリクショウジョウトンボ、アオモンイトトンボ、ハラボソトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ(沖縄諸島個体群、たぶん)、リュウキュウベニイトトンボ 



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