2010/02/28

ニホンアカガエルの卵塊調査 22.2.26

 筑波大のK先生のニホンアカガエルの卵塊調査に同行させてもらいました。



 ニホンアカガエルは、早春に冬眠から目覚め、産卵をした後、成体は春眠し、5月頃から活動を再開するそうです。早春に産卵するためには、その時期に安定した浅い水域があることが必要ですが、近年の乾田化により、急速に減少しているとされています。



2_2 11 


 さて、今回の調査は、今年3回目とのことでしたが、水田や湿地に入って、新たに産卵された卵塊の数を数えました。これが、足をとられるので、体力を使い、汗をかいてしまいました。



 多いところでは、1箇所で100を超える卵塊が見つかりました。産み落とされた直後の新鮮なものは手で持ち上げられました。
 また、調査の最中に雄(前足が太い)が何匹が見つかったので、これも、持ち上げて、前足の太さを確認しました。



 雄を掴むと、離せと小さな声で抗議の声を上げるのですが、ニホンアカガエルは鳴嚢(めいのう)がないので、大きな声がでないとされていますが、これと関係があるのかな?
 先生からは、交尾の際に他の雄と競争になったときの声とのことでした。



参考



 ニホンアカガエル(日本赤蛙) Rana japonica



 両生綱>無尾目>アカガエル科>アカガエル属



 農水省 http://www.maff.go.jp/nouson/mizu_midori/frame/317f.html



 番匠おさかな館の図鑑 



  http://rs-yayoi.com/osakanakan/zukan/amphibian/Anura%20nihonakagaeru01.htm  











2010/02/26

県立植物園 22.2.23

 陽気に誘われて、県立植物園へ



 ここのフクジュソウは、金属光沢が強いような気がします。



1



乙戸沼 22.02.25(木)

22.4.8以降は、自然観察同好会のページをご覧ください。





 二木会に参加
 キタテハやナナホシテントウなども目につくようになりました。
 鳥たちは39種と結構でました。水鳥たちは少し減ってきたような気がします。20羽程度のコハクチョウのなかに1羽だけオオハクチョウが混じっていました。・・・(写真は、コハクチョウ(成鳥と幼鳥)、ハシビロガモ♂)



2010_02_25__0008_edited1 2010_02_25__0011_edited1


 例によって、当日観察した動植物の一覧です。以下をクリックしてください。



        「220225.htm」をダウンロード



 その他の写真 「梅に目白」、「たまには椋鳥も」



2010_02_25__0017_edited1 2010_02_25__0026_edited1




 3月の予定



   一土会 3/6   赤塚公園



   二木会 3/11   雪入りふれあいの里



   三金会 3/19   小貝川ふれあい公園



   四火会 3/23   三日月橋



   自然観察会  3/4(木)=星野、3/9(火)=北山公園、3/18=犬吠崎、3/25=御前山



        4/1(木)=塩原ダム園地、4/6=幸手、4/15=三毳山、4/20=滝川渓谷





2010/02/22

つくば植物園 22.2.21

 つくば植物園に、早春の花を見に行きました。



 セツブンソウ、フクジュソウ、ユキワリイチゲは花をつけていましたが、ミスミソウなどはまだ早かったようです。



1_2 2_3


 アキタブキがみずみずしく花をつけているのを眺めていると、アカゲラの♂が木立の中でコツコツ。



11_2 2_4




※ 水生植物区画では整備工事が行われていて、コスミレやルリビタキが見られるところには入れませんでした。



羽田沼野鳥公園

 北金丸から、栃木の山々を望みながら、やはり大田原市の羽田(はんだ)沼野鳥公園へ、オオハクチョウを見に行きました。公園に着いたときには、20羽ほどでしたが、その後、次々に飛来して、40羽ほどになりました。



1 2010_02_20__0038_2


  このほか、水鳥は、オナガガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、オオバン、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、上空には、トビ、ノスリ、オオタカなどで、オオタカではなく、トビがカモたちのなかに急降下してきたのは何だったのでしょうか?



※ 栃木県大田原市羽田   地図はここ
  餌付けが行われて、鳥たちは人馴れしていました。
  駐車場は7,8台、公園にはトイレがありました。
  



2010/02/21

北金丸のザゼンソウ

 昨日(2/20)、一度行ってみたいと思っていた、大田原市北金丸のザゼンソウの群生地に行ってきました。





2_2 2010_02_20__0021


 ここのザゼンソウ(座禅草)は、大田原市の天然記念物に指定されており、民家の裏のきれいな小川沿いの湿地に咲いていました。



 まだ、開花の始めなのか、ちらほらという感じでしたが。小さく蹲るような姿は、春の訪れを告げているようです。



 ※ 栃木県大田原市北金丸
   民地ですが、公開されていました(お庭の福寿草もきれいでした)。
   
駐車場は5、6台。市が簡易トイレを置いてくれていました。地図はここ



2010/02/20

アカハラ(赤腹)

1_2 我が家の庭で 2010.2.19


 ハナサフラン(いわゆるクロッカス)の咲き始めた庭にアカハラが顔を出してくれました。



 大雨覆の先が褐色となっているので、若い雄(第1回冬羽?)と思われます。



2010/02/17

トラツグミが見れました。

 今日は、朝から曇りでしたが、風もないので、散歩がてらにバードウォッチングにいきました。



 田んぼでは、ノスリ、ホオジロ、アオジ、タヒバリ、川沿いでは、ウグイス、ジョウビタキ♂、林の中では、ルリビタキ♀とジョウビタキ♀がニヤミス、さらにいってルリビタキ♂をみていると、ギャー、ギャーの声。辺りを見回すと、カケスが6羽ほど飛んでおり、その中に、赤いのが混じっていると思ったら、アカゲラの登場でした。



 結構、満足していたら、今度は、ツグミの類がゾロゾロ。ツグミ、シロハラ、アカハラ、そして、ついに念願のトラツグミを見ることができました。



12_2


11 


 思ったよりも、開けたところで、ツグミたちに混じって餌とりをしていました。しばらく、じっとしてくれていたのですが、だんだん遠くにいって、そのうちに飛び立ってしまいました。



 やっぱり、寒さに負けず、こまめこまめですね。





2010/02/15

取手市小文間の探鳥会 22.2.14

 雪の中の探鳥会も面白いかもしれないと、日本野鳥の会茨城支部の小文間(おもんま)での探鳥会に行ってみました。



 小雪がちらつくなかで、中止かもしれないと思いながら行ってみると、物好きな人たちが10名ほど集まっていました。探鳥会を開始するころには、靄も晴れかかって、だんだん楽しみになりました。



 今年、初見となる、アカゲラ、アトリをはじめ40種の鳥たちに会うことができました。種類もさることながら、数も多くでて、観察するのに夢中で、写真は取れませんでした。鳥たちも餌をとるのに一所懸命だったのかもしれません。



 当日の鳥たちの一覧 「220214.htm」をダウンロード 



 途中から晴れてきて、猛禽類も飛び出しましたが、夜鳴くトラツグミがヒィー、ヒィーと細く長い声で鳴いていたのも印象的でした。



 案内役の支部のHさん、Oさんご夫妻をはじめ皆様、ありがとうございました。



 写真は、ヒヨドリのものと思われる巣、ハイタカ



2010_02_14__0005_edited1 2010_02_14__0008_edited1


2010/02/12

神田(じんでん)池はどこ?

 農林水産省が選定を進めているため池百選の茨城県内の候補地にいってみようと、今日(2/11)は、阿見町の神田(じんでん)池を探しにいきました。



 ところが、いった先は工業団地内の貯水池、散歩をされている方に伺ったのですが、場所が分からず、空振り、先日いったつくば市の西高野池は大規模改修を行っており、空振り続きでした。どなたか、場所を教えていただけないでしょうか?



 追記 その後、調べたところ 住所:茨城県稲敷郡阿見町飯倉1053 地図はここ



 さて、仕方がないので、稲波干拓地にオオヒシクイの様子を見に行くことにしました。天気も曇って、風も強いのでどうなることか心配しましたが、田んぼに入っていたタゲリを眺めていたら、オオヒシクイが次々と田んぼに降りてきました。観察されていた方に伺ったところ、67羽いるそうです。



11



 帰り道、スズメやムクドリ、カワラヒワの大群に見送られながら、近隣の蓮田を眺めていたら、クサシギ、タシギ、イソシギ、タゲリ、キジ、タヒバリなどが顔を見せてくれました。神田池を空振りしたのも忘れ、すっかり、満足。



21 1 1_2 1_3




 



 



2010/02/10

宍塚の般若寺

 土浦市宍塚にある般若寺は、平安時代(947年)に、平将門の孫娘安寿姫により創建されたと伝えられる由緒あるお寺です。



 鎌倉時代には、北条氏の保護を受け、栄えていたようで、当時をしのばせる銅鐘、釈迦如来像などの文化財たくさんありました。本堂には、上の間、下の間が設けられており、身分の高い人が訪れたのでしょうか?



1 2_2


 庭には、気になる石仏など、お隣の鹿島神社(竜巻で屋根瓦が落ちてしまっていました)への参道沿いには、青面金剛菩薩像があり、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が彫られていました。



3 4


※追記
 気になる石仏は、筑波山麓を中心にした江戸初期寛永時代の造塔に見られる大日如来像で、いわゆる、鼻の大きな大日様というようです。





渡良瀬遊水地 22.02.09(火)

22.4.8以降は、自然観察同好会のページをご覧ください。





自然観察会
 渡良瀬遊水地は汗ばむような陽気でした。ウォッチングタワーからは、北には、男体山、雪を被った白根山、女峰山、東には、筑波山、加波山など360度が葦原の彼方に見えました。
 鳥たちは31種、駐車場で早速、アキニレにベニマシコが来ていました。期待の猛禽類は、ミサゴなどで、ミサゴは食事風景がみられました。水鳥では、ミコアイサ♂♀がそれぞれ数十羽いたのには驚きました。・・・(写真は、ベニマシコ、ミコアイサの団体)



4 6


 例によって、当日観察した動植物の一覧です。以下をクリックしてください。



        「220209.htm」をダウンロード



    その他の写真(ミサゴ、葦原、白根山を望む、ホオジロ)



2 1 3 5


2010/02/09

江戸時代の宍塚

 2/7(日)。宍塚の自然と歴史の会の月例観察会で、江戸時代の宍塚の様子を、土浦市博物館の学芸員である木塚さんを講師に、見て歩きました。



 長屋門、四脚門、棟瓦が立派なお宅など、昔ながらの農家の様子をみることができました。



      (写真は、長屋門、棟瓦の様子)



1_7 1_8


 歩いたルートは、江戸時代の末に、当時の土浦藩に養子に入った、第九代水戸藩主、徳川斉昭の十七男であった土屋拳直(しげなお)が領内巡見の際に通った道でしたが、安産不動尊や由緒あるお寺である竜王山釈迦院般若寺、鹿島神社などにもお邪魔しました。



 講師の木塚さんからは、烈公徳川斉昭も子煩悩であったこと、江戸時代には、天然痘(疱瘡)がはやっていたことなども教えていただきました。
 また、般若寺では、ご住職から説明をいただきました。楽しいひと時をありがとうございました。



2010/02/07

科学万博記念公園 22.02.06(土)

22.4.8以降は、自然観察同好会のページをご覧ください。





 終わりごろ冷たい風が吹きましたが晴れでした。8名参加。
 カモ類を観察して、移動しようとしたら、カワセミが見られ、ルリビタキもすぐ近くで観察することができました。今年はルリビタキによく会います。鳥類は26種。カケスやヤマガラは声だけでした。
 植物では、タチツボスミレが花をつけていました。例年、ここのスミレは早く花をつけます。・・・(写真は早咲きのタチツボスミレ)



1


 例によって、当日観察した動植物の一覧です。以下をクリックしてください。



        「220206.htm」をダウンロード



2月のこれからの予定



  二木会 2/11⇒2/25 乙戸沼公園



  三金会 2/19     築西市学習センター



  四火会 2/23     牛久沼水辺公園



  自然観察会  2/9(火)=渡良瀬遊水地、2/18(木)=北金丸



           【2/25に予定していた星野は3/4(木)に変更



2010/02/05

栃木県・井頭公園 22.2.4(水)

22.4.8以降は、自然観察同好会のページをご覧ください。





自然観察会
 カモ類はやや少なめでしたが、カワセミが3羽も見られました。池が結氷していたせいなのか、空中でホバリングをしてから、ダイブしていましたが、日の光に煌めいてとても綺麗でした。見ていた3回とも魚をゲットして、皆、心の中で大喝采。
 また、ルリビタキがやや食傷するぐらい見られました。
 その他、特定外来生物に指定されているソウシチョウ(相思鳥)をはじめて見ました。・・・(写真は、カワセミ、ソウシチョウ)



1_2 2_2


 当日観察した鳥の一覧です。以下をクリックして下さい。



         「220204.htm」をダウンロード



 その他の写真(エナガ、ルリビタキ♀)