バッタの類がよく分からないので、雪入の「初秋のバッタを探そう」の講座に参加しました。いつも、捕虫網を持っていると、肩身の狭い思いをしているのですが、小学生からお父さんやお母さん、年配の方々まで、こんなに虫好きがいるとは、感激です。
まずは、下の草地で、遠慮なく網をふるって、バッタ採り。ここでは、クルマバッタ(背中が盛り上がっています)、ショウリョウバッタ♂・♀、オンブバッタ、ヒナバッタ(お腹が黄色)、イボバッタ、ツチイナゴ、パンダ色したヒシバッタ。
珍しい端紋型のマユタテアカネの♀が採れたので、講師のKさんは、ノシメトンボと比較してみると良いとのことで、大きさ、胸部の模様などを観察しました。
次に、山道をあがりながら、途中で、Kさんが、オオトリモンエダシャクの幼虫やカンタンの♀を目ざとく見つけて、紹介してくれました。クモ類も色々、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、コガタコガネグモ、ヒメグモ、オナガグモなど。
山の上の池では、ガガブタ、トチカガミ、コウホネなどが咲いており、クロイトトンボ、アオイトトンボのほかギンヤンマなどが見られました。
山の上の広場付近では、コバネイナゴ、エンマコオロギ、タンボオカメコオロギ、マダラスズなど。どなたかの網の中にはクワコ(クワゴ)の幼虫も入っていました。
下りの山道では、小学生の男の子が狙っていたオニヤンマを、思わずKさんがゲット。ゴメンをしていましたが、たいしたものです。ヤマイモにいたデブのスズメガの幼虫は、どうやらキイロスズメガの幼虫のようでした。雪入では、見られなかったクルマバッタモドキは、家の近くの公園でみることができました。
結局、見れた虫たちは50種を超えました。
バッタ類:ツチイナゴ、コバネイナゴ、ヒシバッタ、ショウリョウバッタ♂・♀、オンブバッタ、クルマバッタ、イボバッタ、ヒナバッタ、ヤマトフキバッタ、カンタン♀、マダラスズ、エンマコオロギ、タンボオカメコオロギ
蝶類:ウラギンシジミ♂・♀、ヤマトシジミ、ベニシジミ、キアゲハ、ジャコウアゲハ、キチョウ、コミスジ、ダイミョウセセリ、イチモンジセセリ、オオトリモンエダシャクの幼虫、キイロスズメの幼虫、クワゴの幼虫、アカタテハ、ツマグロヒョウモン♀
トンボ類:オニヤンマ、ギンヤンマ、ノシメトンボ、シオカラトンボ♂・♀、マイコアカネ♂・♀、マユタテアカネ♂・♀・♀端紋型、ウスバキトンボ、ナツアカネ、アキアカネ、クロイトトンボ、アオイトトンボ
クモ類:ジョロウグモ、ナガコガネグモ、コガタコガネグモ、ヒメグモ、オナガグモ
カメムシ類:オオクモヘリカメムシ、ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ
カマキリ類;ハバビロカマキリ、コカマキリ、オオカマキリ
その他:クロウリハムシ、ウリハムシ、ゴミムシの類、ザトウムシの類
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