翌6月5日は、小雨模様。それでも、朝の散歩をして帰ってくると、民宿の庭には、アカコッコの♂が姿を見せてくれました。このほか、亜種オーストンヤマガラ、亜種シチトウメジロ。オーストンヤマガラはとても色が濃いですね。シチトウメジロは、脇が白く、嘴が長いということですが、どうでしょう?
朝食をいただいて、昼まで自由行動。アカコッコの♂も確認できたので、後は、昨日撮り損ねた亜種タネコマドリの成鳥をみにいくことにしました。少し早かったのですが、アカコッコ館入れてもらって、そーっと見ていると、小雨では、小鳥たちは少なかったのですが、亜種タネコマドリは、姿を見せてくれました。
後姿は♀でしょうか?1mほどまで来てくれた若は相変わらず可愛いですね。
昼前には民宿を後にして、阿古の錆ケ浜港へ。途中、1983年の噴火前でできた新鼻新山を見ることができましたが、いまでも黒い砂利状の火山の噴出物でおおわれていました。焼失前の新鼻荘があった付近です。
さて、錆ヶ浜港からは、カンムリウミスズメの繁殖地である三本岳(大野原島)や神津島をみることができました。
船がでると、昨日ウチヤマセンニュウを見にいった伊豆岬、雄山などを見ることが出来ました。
小雨も上がって薄曇りになったので、6層のデッキで海鳥の観察です。今日は、とにかく、オオミズナギドリが分かるようになるのが目標です。目が慣れてくると違う鳥が見えてきます。ハシボソミズナギドリは全体が黒っぽく、小振りでした。
残念ながら、ほかの鳥は見ることが出来ませんでしたが、マダライルカ(たぶん)の大ジャンプを見たり、トビウオが飛ぶところ、そして、海上自衛隊の護衛艦たかなみ、くらまなど9艘ほど見ることが出来ました。
利島付近では、帆船日本丸(2世?)、
利島、鵜渡根島、新島などの島影、大島の後ろの富士山も見えました。
東京湾の入口付近では、ハシボソミズナギドリやオオミズナギドリが海面に降りていました。魚の群れもいたのですが、これを狙っているわけではなさそうです。なんで、延々と海面すれすれを飛び続けているのでしょうね?
夜の8時頃に到着予定だったので、夜景もと考えていたのですが、流石に疲れて、2等の部屋でごろり。
【観察した鳥たち】 26種+番外1種)+(5亜種) うち絶滅危惧種 7種
カラスバト、キジバト、オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、カツオドリ、アオサギ、ダイサギ、ホトトギス、アマツバメ、ウミネコ、コゲラ(ミヤケコゲラ)、ハシブトガラス、ヤマガラ(オーストンヤマガラ)、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、メジロ(シチトウメジロ)、ウチヤマセンニュウ、ミソサザイ(モスケミソサザイ)、アカコッコ、コマドリ(タネコマドリ)、イソヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、(コジュケイ)
Year List +9種(亜種+5種) 174種 5外来種 19亜種
Life List +4種(亜種+5種) 239種 7外来種 21亜種
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