2010/03/15

雪入の十五社神社 22.3.11

 雪入ふれあいの里公園の帰りに、十五社神社によってきました。



 こじんまりしたお社(やしろ)で、参道には、道祖神を始めさまざまな石碑やお地蔵さまがずらっと並んでいました。



 参拝して、お社のまわりを歩いてみると、お社の右手には、庚申塚、庚申塔があり、お社の後ろには、木製の花火の筒が無造作に置いてあります。



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 さて、祭神ですが、日本書紀(古事記とは異なっている)の神代七代の11柱の神々のほか、国づくりにかかわった大己貴命(おほむなちのみこと=大国主命)とそれに協力した少彦名命(すくなひこなのみこと)、国譲りにかかわった武甕槌命(たけみかづちのみこと)と経津主命(ふつぬしのみこと)の4神をあわせて15社となるようです。



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 祭神の中に大工道命の名がありますが、「大工の神が祭られている」という話もあったので、調べたところ、どうやら神代の第五代の男性神”大戸道命”のようです。女性神の大苫辺命はそのとおり記載されているのですが、神代七代の神々の記載も順番どおりではありません。よく見ると、お札が貼ってあったようにも、書きなぞったようにも見えます。



 この神社の創建は不明で、少なくとも江戸時代からの記録があるようですが、長い間に色々あったのでしょう・・・・。



参考
  ぬきがき雪入学辞典
  かすみがうら市広報





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