苔の専門家、鵜沢美穂子さん(ミュージアムパーク茨城県自然博物館)が講師の「苔」の観察会に参加
まず、コケとはの説明を伺ってから、スタート。
コケって、
・植物の1グループで、葉緑体を持ち、光合成を行う。
・胞子で増える。
・維管束(水や養分を運ぶ管)を持たない。
霧吹きを持たされましたが、体全体で、水を取り入れるので、乾くとカラカラになっているので、霧吹きで水を吹きかけると、本来の様子が観察できるのだそうです。
さて、次々と紹介され、採集用紙も配られているのですが、とても覚え切れません。それでも、いくつか。
コカヤゴケ、キャラボクゴケ、タチゴケの類、アカイチイゴケなどなど。
稲刈りも終わった田んぼの中で探すの数ミリのコケたち。群生していないので、ほとんど見えません。腰にも悪いですね。見つかったのは、アゼゴケ。
ここまでは、コケの中の蘚類(せんるい)。田んぼでは、ツノゴケ類の仲間も見つかりましたが、ほとんどなんだか?
最後に、お馴染みの苔類(たいるい)のゼニゴケを見つけて、ほっとしましたが、これも、雄器、雌器があるそうです。
採集用紙に、うまくまとめた方がいたので、写させてもらいました。
途中で、粘菌や地衣類、キノコの類にも出会いましたが、みな、植物以外ですね。
ちなみに、蘚類はスギゴケが代表種で、茎と葉に分かれ、胞子体が目立つようです。苔類は、ゼニゴケが代表で、茎と葉に分かれないか、分かれても葉が丸い。ツノゴケ類は、茎や葉に分かれずに、そこから角状の胞子体が生じるとされますが、やや難し目。
今日の初お目見え エノキについていたホタルトビケラ。
0 件のコメント:
コメントを投稿