日本野鳥の会茨城県の探鳥会で、日立市十王の鵜の岬に行ってきました。
鵜の岬では、長良川など全国12カ所で行われている鵜飼いのうち11カ所に鵜を供給している、全国唯一のウミウ捕獲場があるところだそうです。ウミウの渡りに合わせて、秋は10~12月、春は4月~6月に捕獲を行うというので、丁度、猟期でした。崖の上に囮のウミウをつないでおいて、休みにきたウミウを鉤棒を使って捕まえるそうです。
ウミウに渡りがあるとは、知りませんでしたが、海の上では、ウミウが盛んに飛んできていました。このほか、クロガモも、数十羽南下していたようですが、確認できず、逆に北に向かっていたのがそれらしかったのですが・・・。いかんせん遠すぎ。
このほか、ハヤブサ、イソヒヨドリなど、海辺らしいですね。
探鳥会では、ハイタカが突然姿を見せたり、あちらこちらでジョウビタキに出会ったり、楽しかったです。
このほか、海辺の花たち、ハマギク、イソギク、ツワブキ、ノダケなどのほか、久しぶりのキッコウハグマ、キリンソウなどもみることができ、県北まで頑張っていった甲斐がありました。
【観察した野鳥】マガモ、カルガモ、キジバト、ウミウ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ハイタカ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 25種
野鳥を捕獲するのって基本的にて禁止されてるのに、どうどうとやってるのってどうしてなんでしょう。非常に違和感があります。
返信削除そうですね。
返信削除カワウは狩猟鳥獣ですが、ウミウは非狩猟鳥獣として、捕獲が禁止されていますので、特別な許可が必要になるそうです。
鵜飼いは、古い歴史がある漁法で、その存続のためでしょうか、日本のここだけで捕獲が許可されているとのことです。
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