ハナショウブの原種(Gmaが大切にしている)、サラサウツギ(更紗空木)が花をつけました。
ヒメキンシバイは、まだ、蕾です。
虫は、クワガタハバチの類 、ムネアカアリバチ(胸赤蟻蜂) などを久しぶりに見ました。
ハナショウブの原種(Gmaが大切にしている)、サラサウツギ(更紗空木)が花をつけました。
ヒメキンシバイは、まだ、蕾です。
虫は、クワガタハバチの類 、ムネアカアリバチ(胸赤蟻蜂) などを久しぶりに見ました。
庭は、少しは草取りが進みました。
さて、花たちです。
ニワフジ(庭藤)、ユウゲショウ(夕化粧)は、アカバナユウゲショウともいうそうですが、オシロイバナの通称と紛らわしいからだそうです。ドクダミ(蕺草)は八重咲きと一重咲き。といっても、総苞なのですが。キンロバイ(金露梅)、ハクチョウゲ(白丁花)、マンテマは、江戸時代に帰化したそうでいわゆる帰化植物(新帰化植物)になるようです。小ぶりのアジサイの類、ムラサキツユクサ、コバノタツナミ(白花)、アカカタバミは、カタバミの品種。カルミア(アメリカシャクナゲ)、シモツケ(下野)も咲き始めました。ブタナ(豚菜は、フランスの通称名豚のサラダ(Salade de porc)からきたそうです。ちなみに、英語では、猫の耳(Catear)、ニワゼキショウ、たまには、ハルジオンです。
RBWCのバス探鳥会で、今年も奥日光へ。途中、日光口PAでは、ニッコウキスゲや壁に張り付いた、ガやオオゾウムシなども例年のように見られました。
午前中は、赤沼から戦場ヶ原を歩きました。お目当ては、キビタキ、ノビタキ、カッコウなどなど。歩き始めると、いつものところで、キビタキ。とてもサービスが良かったです。
このほか、ノビタキ、コガラなど。やや、出が悪いようで、アカゲラ、カッコウは声も聞こえません。
さて、午後からは、光徳牧場付近を回ります。気分の良い天気、緑が素敵です。
ここでは、キビタキやコサメビタキのほか、ルリビタキ、キセキレイ(アブのようなものを咥えています)などを見ることができました。
本日のハイライトは、キバシリの子育てです。コゲラの巣穴を利用したのか、しきりに餌を運んでいました。2匹の虫を咥えて、1匹づつ与えて、その後、糞を咥えて飛び立っていきました。
お見送りは、ニュウナイスズメ。可愛いですね。
【探鳥会で見られた鳥たち】
マガモ、キジバト、カッコウ、オオジシギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ウグイス、センダイムシクイ、ゴジュウカラ、キバシリ、カワガラス、アカハラ、ルリビタキ、ノビタキ、コサメビタキ、キビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、ホオアカ、カシラダカ、ノジコ、アオジ 34種
キショウブが池や湿地で繁殖しています。
キショウブは、日本生態学会が定めた「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定されているとともに、この3月(2015年3月)に公表された「生態系被害防止外来種リスト」にも登載されいます。なお、これまでの要注意外来生物リストは、このリストにかわることになります。
さて、キショウブは、青系が主流のアヤメ属の中で例外的な黄色の花が珍重され、1890年代後半から観賞花卉として輸入されたもので、屋外にも移植され、全国に拡散しています。
※花卉(かき):観賞用に栽培する切花で、その取引する市場を花卉市場という。
繁殖力が強く、水辺の在来種と競合・駆逐のおそれがある。美しい花が親しまれ、観賞用に栽培されることが多いため、分布を拡大するおそれが大きいとされています。
恐るべきは、やはり、その繁殖力です。きれいな花には・・・・
花ですから、実で殖えるのはもちろん、根茎でも殖え、倒れても茎から根をだすのだそうです。さらに、挿し葉でもふえるそうです。特定外来種のミズヒマワリのように、まるでプラナリヤのように葉を千切っても殖えるまではいかないようですが、大変な繁殖力です。
実は、どうも、虫たちにも人気のようで、カラスアゲハ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジセセリ、コマルハナバチなどが来ていました。この点でも、ミズヒマワリと似ていますね。
通っている里山では、昨年の夏以来、アメリカザリガニなどにより、ハス、ヒシ、ヨシなどが被害にあっている中で、どういうわけか、キショウブだけは、むしろ、増えているように見えます。
これまでの「要注意外来生物」の指定と同様に、 「生態系被害防止外来種」に指定されても、特定外来生物法に基づく規制の対象とはならないのですが、
1.入れない~悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない
2.捨てない~飼っている外来生物を野外に捨てない
3.拡げない~野外にすでにいる外来生物は他地域に拡げない
の三原則だけでなく、それぞれの場所で、積極的に除去を考えていかなければなりませんね。
コマルハナバチは盗蜜をしているようにも見えます |