観察会「花と昆虫」に参加。
まず、室内で、花の造りを教えてもらいます。椿、菜の花、桜、桃、キブシなどを実際の花を見ながら見てみます。花が、鳥や虫に来てもらって、受粉できるような戦略をもっていることを教わりました。椿もそうですが、桜なども蜜は甘かったです。
野外に出て、今度は、ツクシの胞子を手の上に落として、観察します。少し、緑色をした胞子は、ルーペでよく見ると、球形のところに4本(実際は2本のようですが)の紐のようなものが出ています。これは、風に乗って遠くに飛んでいく戦略だそうで、湿った日は、縮こまって、飛ばないのですが、乾いた日は、紐を伸ばしているのだそうです。
里山に着くと、アオキの雌花、雄花、スギの花、キンポウゲやレンゲ、スミレ、珍しいヤマエンゴサクなどをみて回りました。
レンゲの花は、花が押し広げられると、パッと花粉を撒くようでした。スミレの距も不思議ですね。
そうそう、ヒイラギナンテンの雄しべの根元を突くと、雌しべに寄ってくるのは、面白かったですね。
この間、サシバを見たり、イタチがでたり、スズメノテッポウで草笛をしたり(私はできず口惜しい思いでしたが)、いろいろ脱線しながらでしたが、楽しいひと時でした。
接写用のカメラだけで、望遠カメラを持っていかなかったので、今年初見のサシバ。♀は、眉斑がはっきりしているようでしたが、うまく撮れません。
【観察した鳥たち】 30種+(番外1種)
キジ、オシドリ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、コチドリ、タシギ、トビ、サシバ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、シメ、ホオジロ、アオジ、(コジュケイ)
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