Stellaria neglecta Weihe (ナデシコ科 Caryophyllaceae ハコベ属 Stellaria)
Caryophyllaceae ナデシコ科の Stellaria neglecta
Weihe ミドリハコベと、 Stellaria media (L.) Vill.
コハコベは、ともに、ハコベという別名をもち、区別が難しく、分類も混乱していたようです。
さらに、近年(1970年代後半から)は、 Stellaria
pallida (Dumort.) Crèp. イヌコハコベという花弁を持たないコハコベに類似した種が帰化してきているそうです。
同定は、種子によるのが確実なようで、種子はやや大きく、とがったいぼ状の突起があるのが目立つ。その他、雄しべの数が7-8(5-10とも)【コハコベは3-5(1-7とも)】、茎が淡緑色【紫】、葉も淡緑色【濃緑色】、生育場所は路傍(畑では見られない)【コハコベは、耕されている畑などで多く見られる】の差異があるとされますが、変異も多いようですので、総合的に観察する必要があるようです。
【参考】
三浦励ー(みうら れいいち)
※京都大学講師(2015年度から龍谷大学農学部准教授)
コハコベとミドリハコベの比較生態学的研究(2001)
みかんさんの「みかんの花日記」
植物似たもの同士5 ミドリハコベとコハコベ
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