知り合いのAさんにくっついて、つくば市の区画整理事業に伴う埋蔵文化財発掘調査の現地見学へ、いってきました。
縄文前期の海進期(約6000年前の縄文海進)には、桜川を伝って内陸まで海が入り込んでいたのですが、この遺跡があった縄文後期から晩期には、大量のヤマトシジミが出土しており、汀線は後退し、汽水の砂泥域と想定されています。
ほぼ完形のミミズク土偶、耳環、注口土器などのほか、薄手の土器や石棒なども大量に出土しているようです。
見つかった竪穴住居跡では、焼土が赤く残っており、石棒などの出土とあわせて、何らかの祭祀が行われていたのでしょうか、出土した土器類や貝、骨などこれから、いろいろな分析が行われることになると、昔の暮らしが推測できるかもしれません。とても楽しみです。
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