やや不安定な天気の中、バスツアーで出羽三山へ
朝6時20分谷田部集合、つくば、土浦、石岡によって、いよいよ高速へ。昼1時過ぎには、最初の目的地、湯殿山です。
「語るなかれ、聞くなかれ」といわれる御神体を拝むことができました。さすがの御神域でした。月山への山道の入り口に芭蕉や曾良の句碑がありました。
「語られぬ湯殿に濡らす袂かな」
足湯に入って、やはり来なければ実感できませんね。
さて、写真はなしで、今夜の宿へ。
夜は、ホテルの灯りに集まる虫を観察。エゾスズメ、サクラコガネなどなど。
朝も灯をチェック。カゲロウの類が一杯でした。
7/31は、月山と羽黒山です。
月山の弥陀ヶ原は、花が一杯、キンコウカ、ヨツバシオガマ、イワイチョウ、ニッコウキスゲ、シャクナゲ、モウセンゴケ、ミヤマホツツジ、ナガボノシロワレモコウ、タテヤマリンドウ(?)、オトギリソウ、コバノギボウシ、ヤマハハコ、ウツボグサ、ナワシロイチゴ、ハクサンフウロ、ウメバチソウ、ヤチスゲなどなど。
なんとか、月山もみることができました。
さて、1時間ほどで、羽黒山へ。やはり、ツアーはやや慌ただしいですね。
出羽三山神社は、すごいお社です。ちょっとの間、土砂降りでしたが、すぐに上がって、お参りすることができました。
芭蕉が、奥の細道の出羽三山のところで詠んだ俳句の碑も建てられていました。
右から
涼しさやほの三日月の羽黒山
語られぬ湯殿に濡らす袂かな
雲の峯幾つ崩れて月の山
次は、五重塔です。
階段を汗かきかき降りて、登って、少し疲れて、柿酢をいただいて、もう、帰りの時間です。